<美術鑑賞会>
■紹介私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。現在会員数は40名(女性20名、男性20名)毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクでワイワイガヤガヤ関西弁を楽しんでいる気楽なサークルです。みなさんの体験参加は大歓迎です。お気軽に飛び込み参加してください。
3月例会は3/16山梨県立美術館まで足をのばしての楽しい遠足となりました。新宿発9:30の特急かいじ101号で出発。甲府到着後はタクシー4台で県立美術館へ。先ずは昼食ということで、「小作」でほうとうを楽しみました。16人中14人がほうとうを食べました。美術館では「田園賛歌 近代絵画に見る自然と人間」を鑑賞しました。ミレーに代表されるバルビゾン派の画家は田園風景や農民の姿を描きました。この時代、都市に住む人々にとって田園風景はノスタルジックな思いをかき立てるものでした。収穫された穀物や干し草を積み上げた大きな山は大地の恵みとされました。この画題はモネやピサロといった印象派の画家たちにも継承されて行きました。日本の画家もミレーやピサロから影響を受け、浅井忠や黒田清輝なども田園風景を描きました。この展示会は、19世紀フランス絵画や近代日本絵画150点で「近代絵画に見る自然と人間」を多角的に紹介しています。写真のレリーフはフォンテーヌブローの森の入口にあり、国際的な自然保護運動始まりのシンボルとなっています。当時政府では森林を切り拓いて開発を目指す動きがありましたが、ミレーたちが反対し美観保護林が設置されたのです。このレリーフ原型からの鋳造を許され山梨県立美術館に設置されたといういきさつがあります。この美術館と向き合って山梨県立文学館があります。山梨とゆかりのある樋口一葉や、芥川龍之介、飯田蛇笏ほかの関連資料を展示しています。折角甲府まで来たので、これも見学をしました。例月は都心の美術館で人人人の流れの中での鑑賞となるのですが、本日は静かに見て回ることが出来ました。
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