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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

（１）１月例会（第６３回）の報告

■　開催日時：１月１９日（木）　１３時００分～１３時４０分
■　美術展名：「黒田清輝記念室常設展」　　　　　　
■　美術館名：東京文化財研究所黒田記念館（上野公園）
■　参加者数：１８名（男性：８名、女性：１０名）

・黒田記念館の公開は木・土曜日　午後１３時～１６時。ジャスト１３時に担当官が開門して入館。
・日本近代洋画の父と言われる黒田清輝を顕彰するために設けられた重厚な感じの昭和初期の建築。
・展示室には、
　（１）黒田清輝人物像
　（２）代表作「湖畔」
　（３）「智・感・情」
　（４）「昔がたり」
　（５）フランス留学中の　作品群「赤髪の少女」、「風景　グレー」、「枯れ野原」
　（６）肖像画作品群「松方公肖像下絵」、「婦人肖像」　「久米一郎肖像」
などが展示されていました。
・中でも「昔がたり」が完成するまでの数々の習作、身体各部のデッサン、構図決めのための線引き等が見られ大変興味深かった。
・展示室内は静かでゆっくり名作を見て廻れた。上野公園内の幾つかの美術館・博物館と違い、此処は案外知られていないのか見学者は少ない。

（２）ＧＶＣ新年会

■会　場：　韻松亭（上野公園４－５９）
■開催時間：　１月１９日（木）　午後１４時～１６時　

・創業明治８年の豆菜料理の老舗。その不忍池を見下ろす展望のよい座敷で開催しました。
・昼食「花筏」は、先附の大徳寺麩・五種豆に始まり、椀、精進刺し・湯葉、豆富、焼き物、煮物と進み最後に豆御飯という全八品の豆料理づくしでした。
・料理を味わった後、（１）「２００６年度の主要美術展一覧表」にもとづき選考投票を行って本年度の例会予定を決定し、ついで（２）昨２００５年度の「会計報告」の後、韻松亭門前での参加者全員での記念写真を撮って１６時には散会しました。

（４）２月例会（第６４回）の予告

■美術展：「ポーラ美術館の印象派コレクション展」　　　　　
■会場： Bunkamura　ザ・ミュージアム（渋谷）
■開催日時：２月１７日（金）　　　　　１３時３０分（地階入場券売場前に集合）
■一言ＰＲ：
０３年１０月の第３６例会で箱根仙石原のポーラ美術館を訪ねてから２年余。今度は渋谷で名画に再会です。本展は、ポーラ美術館の初の巡回展で、印象派の巨匠たちを中心に２２作家の名画８０点が一堂に紹介されます。ゴッホ「アザミの花」、モネ「バラ色のボート」、ドガ「休息する二人の踊り子」、セザンヌ「アルルカン」、モネ「睡蓮の池」、シスレー「ロワン河畔　朝」、ゴーガン「異国のエヴァ」、ルノワールの「レース帽子の少女」などの名品を都内でゆっくり鑑賞しましょう。