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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

○１２月例会（第６２回）の報告

■　開催日時：１２月１６日（金）　１３時３０分～１６時頃迄
■　美術展名：「スコットランド国立美術館展」　　　　
　　　　　　　　主催：毎日新聞社
■　美術館名：Bunkamura　ザ・ミュージアム（渋谷）
■　参加者数：１４名（男性：９名、女性：５名）

・参加会員の本展を見終わった後の感想は、「作品の粒が揃っていた」の一言に尽きます。特に、スコットランドの画家達の風景画・静物画、そして肖像画は全て細密な描写でその色彩にも惹きつけられました。

・印象に残った作品は、
《人物肖像画》では、「キンポウゲとヒナギク」（キャメロン）、「優しき目は常に変わらず」（ミレイ）、「アーネスト・ヒルズ夫人」（サージェント）、「子供に乳を飲ませる女性」（ルノワール）、「お手上げだ」（ルパージュ）等。

《風景画》では、「ボルドーの港」（ブータン）、「峡谷の川」（クールベ）、「セント・アンドリュースの沖合」（ボウ）、「公園の木々の道」（ビドー）、「積み藁」（モネ）、「エディンバラ城とノール湖」（ネイスミス）、「シュレヌのセーヌ河」（シスレー）、「早朝のカウゲート、エディンバラ」（マンソン）等など。

《静物画》では、「春の花」（ラトゥール）。

・コーヒーブレイクで寛いだあと、「良いお年を！」と挨拶を交わして１６時には散会ました。　
　
○１月例会（第６３回）と新年会の予告

■美術展：「黒田記念室」見学と黒田清輝作品の鑑賞。　　　　　　　　
■会場：黒田記念館（台東区上野公園１３－４３）
■開催日時：２００６年　１月１９日（木）　　　　午後１３時００分　黒田記念館入口前に集合
■一言ＰＲ：
日本近代洋画の父といわれる黒田清輝は大正１３（1924)年に没する際、遺産の一部を美術の奨励事業に役立てるよう遺言し、それを受けて昭和３（1928)年に竣工したのが黒田記念館です。館内には、遺族から寄贈された遺作を展示して画家を顕彰するため「黒田記念室」が設けられました。同記念室には、黒田清輝の油彩画１２６点、デッサン１７０点のほか写生帖、書簡などが保管されており、その一部がギャラリーで鑑賞できます。「湖畔」「昔語り」「智・感・情」「婦人肖像」などの代表作品を間近に見ることが出来るのが魅力です。

■新年会：会場・・・・・韻松亭（いんしょうてい）　　（台東区上野公園４－５９）　　１４時～１６時まで
　　　　　　　　創業明治８年で、横山大観もオーナーだったことのある、豆菜料理の老舗。
　　　　　　　　不忍池を見下ろすお座敷で、豆に始まり豆に終わるという豆菜料理を味わったあと、
　　　　　　　　　（1)　２００６年の鑑賞する美術展選考と例会計画
　　　　　　　　　（2）　会計報告　(3)　会運営上の諸問題などを討議する予定です。

　　　　　　　　　　　　　　　以上