・印象に残った作品は次の通りです。(私見ですが・・・・) a. スペイン絵画部門では、グレコ「十字架を抱くキリスト」、 べラスケス「道化ディエゴ・デ・アセド ”エル・プリモ”、 サンチェス・コタン「ボデゴン」、 スルバラン「ボデゴン(静物画)」、 ムリーリョ「エル・エスコリアルの無原罪の御宿り」「貝殻の子供たち」 、リベーラ「聖アンデレ」、 リシ、ファン・アンドレス「聖ベネディクトウスの夕食」 b. イタリア絵画では,ティツィアーノ「ヴィーナスとオルガン奏者」、パッサーノ「方舟に乗込む動物たち」 c. フランドル・フランス・オランダ絵画部門では、ブリューゲル「大公夫妻の主催する結婚披露宴」、ルーベンス「フォルトゥーナ(運命)」,ストメル「聖トマスの懐疑」などで、ゴヤの「果実を採る子供たち」も目を惹きました。それと、会場に入った瞬間に出会ったコエーリョの「王女イサベル・クララ・エウヘニアとカタリナ・ミカエラ」の細かい描写力と渋い色彩美には画家コエーリヨを知らなかった私も軽い衝撃を受けたものです。