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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

○９月例会（第４７回）の報告

■　開催日時：　９月１７日（金）　１３時４５分～１６時頃迄
■　美術展名：「ニューヨーク　グッケンハイム美術館展」
■　美術館名：　Bunkamura ザ・ミュージアム（渋谷）
■　参加者数：１５名（男性：９名、女性：６名）

　暑さがぶり返した感じの午後、涼しい美術館でゆっくりと名画の数々を観て廻りました。今回は７ヶ月ぶりに松原会員が元気な姿を見せてくれたのも嬉しいことでした。会場には、ニューヨークのセントラルパークに隣接して建つ、白いカタツムリのような円形美術館　からの近現代絵画７９点が出品されていました。印象深かった作品を挙げてみますと次の通りです。（但し、独断・偏見ですが・・・・・）

・ルノワール「女性とオウム」
・ピカソ　　「黒いマンティラーを掛けたフェルナンド」
・ルソー　　「砲兵たち」
・ピカソ　　「黄色い髪の女」
・ゴッホ　　「雪景色」
・カンデンスキー「多様な動き」
・スーラー　「鍬をもつ農夫」
・レジェ　「花瓶を持つ女」
・シャガール「空飛ぶ馬車」
・マティス　「イタリア女」

ピカソの「黒いマンティラー」に一番惹き付けられました。スーラーの作品は点描技法の初期のもので興味深く、カンデンスキーの色彩の美しさには圧倒されました。しかし、後半の２０世紀現代絵画には「判らんナ！」の連発で終わってしまいました。１５時に美術館出口で再集合。時間の許す人ばかり１２人で会場を東急本店８階のレストランに移し、コーヒ＆ケーキsetやビール・ワイン等を夫々注文し、いつものの通り歓談を楽しみ１６時には散会しました。

○１０月例会（第４７回）の予告

■開催日時：１０月１５日（金）　午後１３時４５分　西洋美術館入口付近に集合
■美術展名：「マティス展」
■美術館名：国立西洋美術館
■一言ＰＲ：本展は読売新聞創刊１３０周年記念の大型展で、パリの国立近代美術館所蔵品を中心に世界中からマティスの作品があつめた約１５０点が紹介されています。展示は７つのセクションに分けられ、マティスがどのように作品制作をしていたのかを判りやすく紹介されており、作家の「作る喜び」と見る者の「見る楽しみ」を双方味わえるこれまでにない展覧会だということです。

◆過去一年間のＧＶＣ例会記録