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＜美術鑑賞会＞

■紹介
私たち美術鑑賞会の略称は《GVC》です。会員の安部隆雄さんに名付けて
頂いたものでGallery Visiting Circleの略称です。
現在会員数は36名（男性会員 18名、女性会員 18名)。
毎月首都圏の美術館を巡って話題の特別企画展を鑑賞し、ティーブレイクで
美術談義？を楽しんでいる気楽なサークルです。

（１）６月例会（第６８回）報告

■　開催日時：６月１６日（金）　１３時３０分～１６時
■　美術展名：　「ナポレオンとヴェルサイユ展」　　　　　　　　
■　美術館名：江戸東京博物館（両国）
■　参加者数：　　中止　　　　　　

例会当日の朝８時、　「東京２３区大雨洪水警報」の予報を確認の上で中止とした。

［　本展を見た会員よりの報告　］
　絵画部門は、ナポレオンの戴冠式や勇壮な戦場の油彩画と肖像画の大作が数多く出品されていたが、ダヴィッドの「マラの死」「アルプスを越えるボナパルト将軍」やジャン・グロの「アルコル橋のボナパルト将軍」。肖像画ではジェラールの「戴冠式の正装の皇帝ナポレオン」や皇妃ジョセフィーヌ,皇妃マリー＝ルイーズの肖像と画家ダヴィッドの肖像画が目立つ位でした。

　本展では、それよりもマリー＝ルイーズの宝飾品、セーヴルの花瓶、ナポレオンの好んだグリーン系統の布地を使った家具調度品。人目を惹いたものとしては、皇妃の刺繍台や手芸テーブルなどのコレクションに見るべきものが多かったように思います。

（２）６月例会(第６８回）の予告

■　開催日時：　７月２１日（金）　　　　１３時３０分～１６時《美術館切符売場前に１３時３０分集合》
■　美術展名：「生誕１００年記念　吉原治良展」　　　
■　美術館名：　東京国立近代美術館（北の丸公園）　東京メトロ東西線「竹橋駅」　徒歩３分　
■　主　催　：朝日新聞社　
■　一言ＰＲ：　吉原治良は関西学院高等商業学部の先輩。関西学院同窓会東京支部の美術鑑賞会としては
　　　　　　　　　　これを見逃すことはありません。また、今般はご親族のご好意で、支部を通じて「招待券」を頂戴しております。
　　　　　　　　　　本展は、戦前から戦後にかけて日本の前衛美術界で活躍した吉原治良（1905～1972)の回顧展です。
　　　　　　　　　　大阪淀屋橋の商家に生まれ独学で油彩画の技法を習得した彼は、帰国していた藤田嗣治との出会いで
　　　　　　　　　　「人のまねはしない精神」に目覚め、そして戦後、海外でも評価の高い「具体美術協会」を結成して
　　　　　　　　　　前衛表現を追及した画家として著名です。画家の各時代の代表作１９０点を六部構成で紹介し、
　　　　　　　　　　生涯かけて追求した絵画表現の可能性を一望できる貴重な機会だと前評判の高い展覧会です。
　　　　　　　　　　会員以外の関学ＯＢ・ＯＧの方も、この機会に私どもとご一緒しませんか。