＜水彩スケッチ会＞
五十嵐吉彦先生（S３８年経卒）のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック（F4）透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。２時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年３月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。月曜会は、もう満員です。毎月第二土曜日（原則） 10：00 〜 ―― 土曜会 毎月第二月曜日（原則） 13：00 〜 ―― 月曜会
■６月(第１３０回)例会〔土曜会〕開催日時 ６月９日（土） １０：００〜場所 横浜港 大桟橋出席者 ８名、◆いよいよ入梅、生憎の雨で場所も、天気がよければ、江ノ島ヨットハーバーの予定を 横浜・大桟橋ホールに変更し、雨に煙る みなとみらい地区を描きました。ランドマークタワーの上半分が雨雲に隠れる空を、絵に表そうとチャレンジをしましたが、なかなか難しい挑戦でした。 ◆講評会におきましては �‘泙蟠�で建物に影がないように見えても、目を細めて よく見ると、明るい部分と暗い部分があるのが分か る。その明暗を付けることで、建物の立体感が出る。��雨 曇り空の 色の面白さは、水を多く含ませて、柔 らかく塗ることで、雲らしさを出す。��バックの建物のペンをあまり濃くすると、バックのは ずが浮かび上がって、前に出すぎるので、バックにな る建物は、線を出来るだけ細くする。 等の講評を頂きました。
〔月曜会〕開催日時 ６月１１日（月） １３：００〜場所 夢の島ヨットハーバー出席者 １８名、◆朝から重い雲が立ち込め、雨もぱらつく梅雨空。しかし天気予報の降水確率は朝20％、午後10％ということで、夢の島ヨットハーバーに集まってスケッチを始めました。さすが２３区内にあるヨットハーバーだけに、かなり多数の大型艇やモータークルーザーが繋留され、彩りも赤や黄色などあり、しかも、スカイツリーが望め、素晴らしいスケッチポイントでした。それに応えるように、途中から少し日差しも出て、みんなの創作意欲を高めてくれました。 ◆講評会では�‥係�、風向きにより、一瞬、一瞬に水面に綺麗な映り 込みが見られる。この映り込みをよく捉えて、生かす と、スケッチに奥行きが出来る。 今後の水面描写のためにも、この映り込みをよく覚え ておくと良い。�⇔嗄�するヨットのマストや交差するロープ、ワイヤー はペンの威力が発揮できる対象。ただワイヤーが光を 受けて光るのは、ペンの線だと黒くなりすぎなので、 バックを暗くして、ホワイトペンやカッターで削ると いう工夫も必要。�Ｂ�山のヨットが重なって見えるのを、ある程度入れな いとヨットハーバーらしくないので、ヨットの重なり をある程度描くことも必要。奥のヨットのキャビンや マスト、ロープの向こうにある工場や木々をベタッリ と塗るのでなく、切れ切れに塗ることで、ペンを入れ た工場などの感じが出る。等の講評を頂きました。
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