＜水彩スケッチ会＞
五十嵐吉彦先生（S３８年経卒）のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック（F4）透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。五十嵐先生は、NHK文化教室の人気講師はじめ、関学出身の水彩画家として広く活躍され、2009K.G.Tokyoフェスタでアウォード大賞を受賞されています。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。２時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年３月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。毎月第二土曜日（原則） 10：00 〜 ―― 土曜会 毎月第二月曜日（原則） 13：00 〜 ―― 月曜会
■６月(第１１７回)例会｛土曜会〕開催日時 ６月１１日（土）１０：００〜場所 丸の内キャンバス ランバスホール出席者 １２名◆今月も又雨。土曜会は今年になってまだ屋外のスケッチが出来ません。しかし、天候には勝てず、支部会議室で、今が盛りの「紫陽花」を描きました。紫陽花はピンク、紫、白等 2手に分かれて描きました。◆講評会では�々戎泙蓮＿嵒單�を中心に持ってこず、どちらかに少し 寄せることで、画面に変化をつけられる。�∋舁朮屬硫屬蓮⊂�さい花が集まって、全体的には丸み を帯びているが、良く観察すると、花弁は一つ、一つ は先に尖がりがあったり、少しひし形であったりで、 結構ゴツゴツしたところがあるので、そういうところ も捉えると花の立体感が出る。��4枚の花弁のキワ、花弁と花弁の間は暗くなっている ので、白地を残しながらも、その部分は濃く塗ると花 弁が浮かび上がる。�ね佞辰僂癲¬世襪い箸海蹐醗鼎い箸海蹐�あるので、同 じ緑でなく明暗を作ると奥行きが出来る。�ゥ丱奪�は 主役を引き立たせるためのモノ。明るい色 の花にバックの色をつけることで、引き立たせられ る。 等の講評を頂きました。
｛月曜会〕開催日時 ６月１３日（月）１３：００〜場所 横浜ベイサイドマリーナ出席者 １９名 ◆お天気が心配でしたが、やや曇りながら、時に薄日も射し、無事スケッチが出来ました。横浜ベイサイドマリーナは、灯台風のお店もあるアウトレットモールのそばに、沢山の大型ヨットや、大型モーターボートのクルーザーが整然と繋留された大きなマリーナで、「少し船が多すぎる」という贅沢な声も出ていました。大型クルーザーが多い為か、赤や緑といった少しかわいい船が殆ど見当たらず、白い船、濃紺や黒い船と色彩的に地味な船が多く、画面にポイントを作りにくく、またヨットは微妙な曲線が多く、マストが高いので、描くのが難しい対象ですが、皆さん少しでも描きやすいポイントをさがして、あっち、こっちうろつきました。◆講評会では 、�’鬚ちイ�多いから、空の描き方を工夫して、船を引き 立てるようにする。��岸から船を見下ろすようになるので、画面での目線 （水平線）が上になりやすい。画面の上のほうに、目 線を置けば、広い水面が残され、高いマストが切れて しまう。目線を画面の真ん中あたりに持ってくるよう にするのが良いのではないか。��水面の映りこみは、あまりペンの線を入れず、水を含 ませた筆だけで描く。近くの水面は出来るだけ大きな 横タッチを入れるとよい。�ぅ茱奪箸貌値�の沢山のワイヤーは、ペン描きがよく効 くところ、船の遠近の応じて、強弱をつけて、ワイヤ ーを描く。ワイヤーはヨットの先端や船尾に引かれる が、その少し先を目標にペンを走らせると、綺麗に引 ける。等の講評を頂きました。
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