<ウクレレを楽しむ会-KG レレ サウンズ便りー>
≪5月の練習≫7月28日に開催される「ウィキウィキ3ハワイアン・パーティ」に出演することが決まりました。(詳細は後日あらためてご連絡します)今月の練習は、当日の演奏曲目の・「Morning Dew」 ・「Hawai’I Aloha」 を中心に、そのほか・「月の夜は」・「He Aloha No’ O Honolulu」・「On the Beach at Waikiki」・「里の秋」・「世界は二人のために」など、(なお、7月28日のステージでは、Tiny Bubblesも演奏します)ステージ演奏と云う目標ができ、練習にも力が入ります。
≪ハワイイの王さまたち≫−その3=はじめての王さま=ハワイイ諸島に人間が移住してきたのは、4世紀初頭から7~8世紀にかけてのことと考えられています。サモアやトンガなど西ポリネシアから中央ポリネシアを経て人々がハワイイにやってきました。こんな話が云い伝えられているそうです。ハワイイから遠く離れた国に、ハワイイロアという名前の、遠洋漁業にたけた漁師がいました。ある日、漁に出たハワイイロアは、夜空に輝く赤い星に導かれるまま、東へ東へと船を進め人の住んでいない島に辿り着きました。 ここがすっかり気にいった彼は、家族や仲間を呼び寄せここに住むことにしました。この島は、彼の名前「ハワイイロア(大ハワイイ)」に因んで「ハワイイ島」と呼ばれるようになりました。とさ。(別の説もあるようです)。 ちなみに、彼の長男の名前は「マウイ」、次男は「カウアイ」、娘の名は「オアフ」と云うのだそうです。
時代は進み、8世紀のタヒチの話。当時、タヒチは人口の増加に頭を悩ませていました。そこで王さまは、2人の息子に優秀な部下をつけて「北の楽園」(ハワイイのことです)に向かわせることにしました(ハワイイは“北”なのですね)。ハワイイ諸島に到着した兄弟は、ハワイイ島とマウイ島とを兄のウルが、弟のナナウルはオアフ島、モロカイ島、カウアイ島をそれぞれ統治することにしました(よそから来た者が勝手にそんなことを決められるのですかね?) これがその後も続くハワイイの「ウル王朝」、「ナナウル王朝」の始まりで、ハワイイでは、もっとも高いマナ(霊力)を持つ高貴な家柄なのだそうです。 さらに時が流れ、11世紀ころのこと、所変わって今度はサモアの話です。サモアのウボル島に神官のロノペレと神官兼漁師のパアオという兄弟が住んでいました。こちらの兄弟の仲はよくなかったようで、つまらぬことでロノペレから云いがかりをつけられたパアオは、ロノペレの子供を殺してしまったため島に住むことができなくなり、一族を連れて島から逃げ出しました。あてもなく航海を続け、食料も底をつきかけたころハワイイ島に辿り着きました。ウル王朝直系のカパワという酋長の暴政に苦しんでいたハワイイ島の住民は、神官のふりをして島に上陸したパアオを見て、本物の神官と思いこみ、彼に助けを求めてきました。 そこでパアオは、島の豪族をまとめカパワと闘い彼を倒してしまったのです。喜んだ島の人々はパアオに大酋長になるよう頼みましたが、彼は自分の血統が優れてないため申し出を辞退し、代りに身分の高い酋長のピリをタヒチから呼び寄せてハワイイ島の大酋長につかせました。(パアオ自身は、モオキニ・ヘイアウを建て、立派な神官となりました。このヘイアウ−神殿−は、ハワイイ島の北端、彼の出身地から名付けられたウボル岬に現存しているそうです)こうしてハワイイ島では、「ウル王朝」に代って「ピリ王朝」が始まりました(マウイ島の「ウル王朝」はその後も続きます)。有名なカメハメハ大王は、ピリ王朝の22代目の王さまにあたるそうです。余談ですが、大王の正妻のケオプラニの出自はウル王朝直系。カメハメハ大王にはけむたい存在だったとか。(以上、インターネットで見つけた記事の受売りです)そのカメハメハ大王の「ハワイイ統一」の話は次回に譲ります。以上、≪ハワイイよもやま話−その10≫でした。ALOHA!
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