<将棋の会>
毎月第1木曜日の午後が、私たち将棋クラブの例会です。
と、言っても堅苦しいセレモニーなどは一切ありません。
定刻に何人か集まると、イキナリ!将棋盤を持ち出しての
対決が始まります。
登録のメンバーは、目下5名で、みんな将棋暦はあっても、
豪腕の持ち主は一人としてなく、中には口カズで、棋力を
補っている勇士もないではありません。
この将棋クラブで、困っていることがあります。それは、
メンバー数が少なすぎる悩みです。
新たに、皇居前に移転したKG同窓会東京支部。この明るく
広々した部屋の一角に陣取り、「更なる頭脳の回転の鍛錬と、
交友を深める。」この幸せな機会を是非お見逃しなく!
どうぞ、お一人でも、仲間を誘ってでも是非参加して下さい。
例会は、毎月第一木曜日午後1時からです。
(世話役:岡田格朗 昭26中学部卒)
宇治川の戦い
いざ決戦の時きたる!(将棋サークル秋季合宿記)
世界遺産「平等院」で有名な宇治市は、遠く万葉の時代から数々の歴史に彩られた静かなたたずまいを今も見せています。秋も深まる11月の11・12日の2日間にわたって、当地で東京支部将棋サークルの合宿が行われました。
参加者は岡田部長はじめ奥林さん、鳴川さん、下村さんと小室の計5名で、11日の正午にJR宇治駅に集合し、奥林さん心づくしのまだ暖かい関西流2段式うなぎ弁当を宇治川中の島のベンチに腰掛けて頂きましたが、あたりの素晴らしい景観とあいまってその味たるや絶品、絶品!まさに言うことなし。
今回幹事役の奥林さんは平等院のすぐそばに実家があり、さすがに地元出身者だけあって、将棋に先立ち行われた名所旧跡の案内もまことに堂のいったもので、その顔の広さと知識の豊富さには参加者一同ただただ恐れ入るばかり、ガイドに転向しても立派に食えるのではとの評価がたちまちうなぎのぼり。
これもまた世界遺産に登録された宇治上神社や興聖寺を拝観した後、宇治川沿いにある今回の合宿所「亀石楼」へと向いました。風呂と夕食をとった後、十畳敷二部屋をぶち抜いた開放感のある和室で、いよいよ宇治川の戦いの幕が切って落とされました。
各人総当りの対戦後、2人1組3手交代による余興将棋が行われましたが、これがまたとてつもなく面白く、宇治川の決戦もどちらが義経側でどちらが義仲側かも判然とせず皆でアハハ、ガハハと笑っている内に夜も更け、瞬くうちに就寝時間がやってきました。
翌朝6時に起床後すぐ、宇治発電所のダム見学を兼ねて早朝ウオーキングとしゃれましたが、結構上り坂を歩いたので腹も減り、また宿の朝食もいっそうおいしく頂戴しました。 宿を出てからまた奥林ガイドの案内で平等院、黄檗山万福寺とまわり、黄檗普茶料理で有名な白雲庵でお茶をいただき、そこで解散となりました。
いやいや今回の合宿も大変楽しく、随分寿命が延びる思いがしましたが、将棋の腕の方も悠久の歴史観のお陰で大局観が養われたものと自分勝手に納得しております。
(小室 誠)
将棋サークル例会のお知らせ
将棋盤が泣きました!?
ーーもう寝かせてチョウダイと・・・
(将棋サークル合宿記)
東京支部将棋サークルでは、7月21日(木)22日(金)両日にわたり 静岡県函南町にある南箱根ダイヤランドの山荘で、夏季合宿を開きました。
参加者は、総勢5名と小人数ではありましたが、地元函南町将棋同好会の 坂本会長も立派な桂の盤と彫り駒を用意して駆け参じてくださり、 初日21日は、午後3時から3面の将棋盤で対局が始まりました。
堅実棋風の小室、熟考型の鳴川、スタイルにこだわる下村、振り飛車党の奥林、泥沼流の岡田、それに、坂本さんが加わって、深夜2時まで の対局で、冒頭の将棋盤の悲鳴は、その時のことです。
「あの手、この手」の反省会は、夕食時の函南町の料亭「姫沙羅」でも 続き、たらふく食べて飲んで、兎に角全員元気一杯、長生きオジサン。
季節は正に真夏、会場の山荘の周辺では、早朝から野鳥や蝉の声、小川の せせらぎがあったのに、誰一人7時まで目がさめず、定めし手筋の夢を たっぷり見ていたのでしょう。
平均20局以上の対局で、きっと、棋力は大幅に向上した事と思われます。 冷やしそうめんの昼食を済ませ、17時の熱海発新幹線乗車で解散です。
次回合宿は、京都府の宇治市で11月開催を予定しています。
8月の月例会は、11日(木)13時よりランバスホールです。 入会ご希望の方々は、是非この機会に楽しいサークルにお出でください。
(岡田 記)
将棋サークル例会のお知らせ
今後の予定
次回12月例会 12月2日(木)午後1時からランバス・ホール
5時頃から忘年会を予定しています。多数ご参加ください。
2005年も、原則各月第1木曜日午後1時からを予定しています。
会場は、毎回ランバス・ホールです。
11月の例会報告
出席者全員が総当り6〜7局の対局を行いました。
王手飛車を得意技とした下村 和生さんが好調でした。
最近の将棋界の話題
現在プロの将棋界には、名人、王将、竜王など7つの公式タイトル があります。それをランクでは、9段位を有する森内さんが3、羽生さんが2、谷川さん、佐藤さんが各1を保有しています。
目下の話題は、新鋭の渡辺6段が、並み居る強豪を倒して、7つのタイトルのうち最高賞金の「竜王」挑戦者になったことです。現在の保持者森内竜王との決戦が進行中です。
もし、ヤングの6段が、7戦中4勝できれば竜王位獲得という注目の対戦で、年末まで目を離せません。
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9月例会報告
恒例の通り、第一木曜日の午後1時より、ランバス・ホールで開催しまし た。
(囲碁サークルと同時期開催)
出席者 鳴川、奥林、下村、岡田 計 4名
戦績 鳴川 5戦3勝 ・・・基本は、振り飛車、慎重長考型
下村 4戦全勝 ・・・やぐら、振り飛車自由自在絶好調
奥林 2戦1勝 ・・・囲碁と掛け持ち、力量発揮不十分
岡田 5戦2勝 ・・・やぐらにこだわり、攻め口遅し 今後の予定
10月例会 7日(木)午後1時 場所 ランバス・ホール
11月例会予定 4日(木)午後1時 同上
将棋サークル会員以外の方も大歓迎です。
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