A…KG編集部
B…ゲストOB、OG
A:和田さん、こんにちは。今日は和田さんの抱く夢をお話いただきたいのですが、和田さんの経歴を見ると、卒業後アメリカに行かれていますよね?アメリカでは主に何をしていたのですか?
B:そうですね。アメリカはカルフォルニア、サンフランシスコ郊外のベイエリアにあるフットヒル・カレッジにて、シアターア−ツという科目を専攻し、舞台美術から、音響、照明、舞台監督等、舞台全体を体系的に学びました。
一年間の勉強の後は、旧友が住む同じカルフォルニアのロサンゼルスに引越し、カレッジで習得した知識を生かしながら日本人留学生による、日本人のための、日本人のイベント、「CULTURYTHEM」を主催していました。日本の伝統芸能である、琴と、ジャズのセッションを行うなど、日本人でしかできないようなパフォーマンスを心がけていましたね。
A:そうなんですか、かっこいいですね。あれ?でも就職してから気分レベルが下がりつづけているようですが、これはどうしてですか?
B:自分なりの夢を模索している最中で、気分的にはこうなります。
A:なるほど、夢模索中ということなのですが、和田さんにとって「夢」ってなんでしょう?
B:僕は、学生時代からサークル活動等を通じて、人にエンターテイメントを与えられる仕事に興味を持つようになったんですね。そして、その夢を叶えるためにエンターテイメントの本場で学んでみたいと思い、アメリカに渡りました。
もちろん海外生活や語学の勉強も実現させたかったのもあります。そこで、学校の勉強だけでなくその業界の仕事も実際に体験してみました。華やかな舞台美術とその裏側、いろんな現実を知るにつれ、自分の夢を叶えるためには、自分をEntertainすることがまず第一歩だと思いはじめ、今その方法を模索中なのです。
A:では、今の仕事を選ばれた理由はなんでしょうか?留学経験は生かされていますか?
B:仕事場には様々な人が来られます。仕事中に英語を使うことはあります。留学経験が生かされているなと思います。またこの仕事を選んだ理由として父親の影響がかなりウエイトを占めています。
幼少の頃から、働いている父親の背中を見てきて、父の仕事仲間との人間関係、信頼関係の築き方、時には兄弟のような関係がある仕事仲間と共に仕事をする父を実際に見ていて、父親を"仕事人"として尊敬していました。それで自分も同じ道を進もうと考えたのだと思います。自分の夢は父親を超える事なので、そのためにには同じフィールドに立ってみる必要があると思いました。また、父親が育ててきた"鳥芳"に以前から興味もありましたし、執着心もありました。
ただ今は、仕事の面白さと現実の厳しさを同時に実感しているのも事実です。(ちょっとやわらかくしておきます)"鳥芳"に執着することから、自分自身Entertainする事ができると考え、この仕事を選び、夢を探してみようと歩き始めたつもりです。大企業へ就職するより規模の小さい職場で働く方が自分には楽しさを感じられるのではないかと思いました。今までの歩みと違うということもあり、時には悩むこともありますが、でもそこは"鳥芳"に対する"鳥芳魂"が自分を支えてくれています。
A:なるほど、和田さんにとっては父親の存在がとても大きかったんですね。では近い将来として例えば3年後の自分像のイメージありますか?
B:一人立ちできる"個人として価値がある人材"つまり、プロフェッショナルになりたいと思っています。今は仕事の範囲に限界がありますが、後々は生産に関わって小さなチームのブレーンとして活躍できるような人間になりたいです。
A:なるほど。それではもっと先の自分像、夢ってありますか?
B:自家菜園で野菜栽培して、その野菜を朝食にして夕日見ながらビール飲んで、レゲエ聞きながらうたたねっていいですね。(笑)
A:いいですね〜それ。私もそんな生活憧れます、渋いですね。いつか実現してください。遊びに行きます(笑)。
さてさて、それでは自分自身の好きなところと嫌いなところってありますか?
B:好きなところは真面目で努力家なところ。そのかわりに嫌いなところは自分を好きすぎるところ(笑)、柔軟性が足らないと思う。だから、時にはわがままになって、自分の考えを是が非でも通
すことができるような自分になりたいと思います。
ただ実際は、多くの敵を作ってまでそういう行動に出たいかというと、そうとも思えないのが正直なところですが。
A:では最後にこのコーナーは、新しいチャンスを生み出せるコンテンツとしても提供したいと思っていますので、お知らせ等ありましたらどうぞ。
B:僕の夢であるエンターテインの試みとして若者で集まって、イベントなど行いたいと思っています。1月25日には、エンターテイメント異業種交流会「SHAKE」という企画を新宿で行いました。次回からこのHPにてお知らせしていただきたいと思いますので宜しくお願い致します。
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