＜万葉集を楽しむ会＞
「あいざいやゆうと万葉集を楽しむ会」(正式名)では講師が万葉集に詠われている花に焦点を当てて、その花がどう詠われているか、どのような思いをこめたかなどを、歴史の背景とともにわかりやすく説明します。参加者は万葉名(雅名)で参加し、しばし、日常を忘れて、万葉集の世界に浸っていただくという会です。楽しい会です。２ケ月に一回(偶数月の第一水曜日）、東京ランバスで開きます。
講師：吾意在野游（「魂を抱きしめて――桜子」を2009年10月出版）本名高木紀世子（たかぎきせこ）文学部史学科(ドイツ史)卒。３年半前に外資企業の社長をやめ、現在、経営コンサルタント。華道・香道師範、茶道は準教。中学生のころから万葉集に親しみ、関学時代は同好会で万葉の植物を研究。英語、ドイツ語を話し、古文・日本伝統文化が大好きと言う異彩
●参加者の感想��
古典は今一つという気持ちが有りましたが、草花が好きというだけで参加させていただきました。今まで２回参加させていただき、万葉仮名での短歌や、わかりやすい意味説明と、歌に付随する諸々の解説が的を得て、説明を聞いていて感心し、楽しんでいます。（前回は、着物の染色の話が興味深かったです）万葉時代の生活様式等も身近に感じられます。これからの「万葉集を楽しむ会」の開催も楽しみにしています。次回の花は何でしょう？（雅葉※）
●参加者の感想��
喧騒で慌ただしい現代社会の中で まさしく「清涼の一服」になっています。昔から日本人の伝統の中に 花鳥風月を愛でるという心があります。なかなかそういった場面に接する機会が無い中で、この万葉集を楽しむ会ではその心に接する事ができ、喜んでおります。古来変わる事のない自然を見つめる中に人の心を表している万葉集、まだまだ 知りたい事が一杯です。 会員の皆様のその時々の声もとても新鮮に心に響くのもいいですね。(萬奏※)
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| フェスタ２０１２（Ｈ２４.７．８）のサークル展示パネルの前で、吾意在野游（あいざいやゆう）先生 | フェスタ２０１２で使用した展示の一部（第三回のご案内） | 第一回（４月４日）の様子。花はヤマブキ。先生の着物は山吹色。 |
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| 第二回(６月６日)の花はアジサイ。会の後、アジサイの花の写真が会員間で行きかいました。 | 第三回目は（８月１日）の花はカンゾウ。万葉集では「忘れ草」（わすれぐさ）写真はヤブカンゾウ。 | ハマカンゾウの柄の着物(紗の着物)の先生。帯はカンゾウ色。群馬県太田の教室で。横浜、湯河原(神奈川県)、赤穂(兵庫県)など、７教室で「万葉集を楽しむ会」を開いています。近くのお住まいの関学ＯＢ／ＯＧのみなさんもぜひどうぞ。 |
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| 第三回目の配布資料(左）。写真は回覧となります。 | その花にちなんだ記念品が渡されます。今回はカンゾウの茎を乾燥させた「金針菜」(中華料理で使われます)。スープ、炒め物に。 | 記念品はもうひとつ。秋の忘れ草(沖縄産)のサプリメント。安眠効果があり、鉄分も含まれています。 |
●参加者の感想��
万葉集の知識がなくても、花が好きであれば参加してもいい、という先生の言葉で古文が苦手で、万葉集について何も知らない私がこの講座に参加する気持ちになりました。次の講座に何の花をとりあげるか知らされないのも、面白いことの一つです。その季節にはどんな花が咲いているか、想いを巡らせます。教室に行き、先生のお着物を見て、あたった！ 違った！ と思うのも楽しいことです。先生は毎回その歌にちなんだお着物を着てこられるからです。
その時代に、ひとつの花を人々がどのようにとらえていたか、時代背景とともにいろんなことを教えて頂けます。先生の知識の豊かさに毎回驚くばかりです。また、花についても今まで持っていたイメージが変わり、いとおしくなることがあります。
４月から３回、ヤマブキ、アジサイ、カンゾウの花の講座を受けましたが、それぞれが歌と共に、頭の中で鮮やかな映像として残ります。万葉の花の写真集をよく見るようになりました。ひとつの花へ託した様々な思い、古来からある日本の花の愛らしさに魅かれます。１０月の講座は何の花でしょう。（風葉※）
●参加者の感想��
自分自身が年を取ってきたことにも原因があるのでしょうが、昨今益々、日本人の持つ本来の良き精神的風土が失われていっている気がしてなりません。７−８世紀の万葉の時代、ごく自然に素朴に身の回りの植物に接し、歌にしていた時代の人は、既に蘇我入鹿の政治が三国志の董卓に似ていると評していることから、三国志演義の話は伝えられ教養人が読んでいたことからしても、生活のレベルが今と比べはるかに不便であったとしても、心は今以上に豊かであったと想像できます。私自身は物質的に近代化すればするほど精神的には衰退するような気がしてなりません。ごく自然な日本古来の花を通して万葉集を読むことによって、本来の日本人の姿を改めて思い起こし、自分の人生の終盤を引き続き矜持を持って過ごしていければと思っています。（七葉※）
※万葉名(雅名)は｢萬｣か｢葉｣のいずれかを使い、漢字二文字となります。同じ雅名は使えませんので候補をあげてもらい先生に決めてもらいます。
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１０月からの入会、大歓迎です。古文や万葉集の基礎知識は不要です。花が好きな方、万葉集の時代に興味がある方、お待ちしています。もちろん、万葉集が好きな方は一緒に楽しみましょう。
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第四回のご案内
日時：１０月３日（水） １０：００〜１１：３０
場所： 東京ランバスホール
参加費： １５００円（資料、花に関する記念品含む）
申込： kkforest8569@ac.auone-net.jp
（あいざいやゆう）
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東京ランバス開催日にご都合の悪い方は下記横浜の教室へどうぞ。いずれも内容はほとんど同じです。こちらは一般の方が参加していますが、関学ＯＢ／ＯＧ（神奈川支部会員）もいます。
横浜教室
日時：１０月１４日（日） １０：００〜１１：３０
１０月２４日（水） １９：００〜２０：３０
場所：杉田地区センター（京急杉田駅ビル）
参加費： １５００円（資料、和菓子、花に関する記念品含む）
申込： kkforest8569@ac.auone-net.jp
（あいざいやゆう）
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■■■◆◆万葉集マメ知識�、、、�■■
万葉集の原文は漢字で書かれています。それを｢万葉仮名（まんようがな）」と呼んでいます。漢字なのに仮名と言います。
−−−ここまで読んでくださってありがとうございます。
☆⌒(*＾-°)v Danke！！
＜今後の活動＞
| 第四回 | １０月３日(水） | １０：００〜１１：３０
秋の花を取り上げます。着物は袷の着物になります。 |
| 第五回 | １２月５日(水） | １０：００〜１１：３０ |
| 第六回 | ２月６日(水） | １０：００〜１１：３０ |
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