2014年シーズンが終わった。広島が最終戦で巨人に敗れたことにより7ゲーム差ながら2位となった。CS1stで広島に〇△、CSファイナルで巨人に〇〇〇〇と圧勝。9年ぶりの日本シリーズ進出を果たした。
パの覇者ソフトバンクとの対決はまだ記憶に新しいところであるが、甲子園で〇●、福岡で●●●で1勝4敗と完敗だった。甲子園での初戦の快勝の結果「日本一」の実現を夢見たが、第2戦での敗戦から潮目が変わってしまった。
とは言え、144+2+4+5=155試合を戦ったTigers に心からエールを贈りたい。月虎会の応援ゲームは4勝6敗(昨年は8勝2敗)となったが、一番印象に残っているのは、7/13のGT戦の7回、1-3とリードされていたシーンでの代打関本が沢村から打った代打逆転満塁ホームランである。場内はもう興奮の坩堝(るつぼ)だった。この一撃とCSファイナルでの首位巨人に4連勝が今シーズンの最大のエポックであった。首位チームがCSで1勝(アドバンテージ除く)も出来なかったのは史上初である。「ザマ~見ろ!」と声をあげて叫びたい。
しかし、日本シリーズでの完敗は大きな課題を球団に突きつけたとも言える。来季、個々のプレーヤーが今季同様の数字を残せる保証はない。ポスト鳥谷も大問題だ。続投の和田采配にも注目しつつ、月虎会は応援を続けよう。
(以上は2014月虎会レポートVol.3を転載)
今季月虎会応援ゲーム(4勝6敗)を整理しておく。
①4/6 〇 15-8ヤクルト 大乱戦を制す
②4/27 ● 4-8DeNA 梅野プロ1号
③5/3 ● 2-5ヤクルト 能見を引っ張りすぎ
④6/15〇 8-1西武 メッセビジター初勝利、緒方プロ1号、全員安打
⑤7/13〇 6-4巨人 関本が沢村から代打逆転満塁ホームラン
⑥8/6 ● 6-7ヤクルト 福留が悉くブレーキ
⑦8/14 ● 1-4巨人 中継ぎが失点
⑧8/27〇 5-4巨人 ゴメス決勝21号
⑨8/28 ● 0-4巨人 沢村に2安打完封される
⑩9/23 ● 1-2DeNA ゴメス大ブレーキ、ブランコにサヨナラ2ラン
来季に向けて各球団は走り始めている。阪神球団も日本シリーズに出場したことに
満足することなく、10シーズン遠ざかっている「優勝」の2文字を真剣に追い求めて
いかねばならない。我がKG月虎会も応援の歩みに停滞という文字はないのだ。
写真は今季のラストシーン、日本シリーズ第5戦西岡の走塁が守備妨害と判定された場面(併殺を防ぐための西岡の確信犯?と言われているが・・・)