五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師も加わり、充実した講師陣の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンパスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。 増池 正博
毎月第二土曜日(原則) 10:00~ ___ 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30~ ___ 月曜会
10月(158回)例会
[土曜会]
開催日時 10月11日(土) 10:00~
場所 上野国立博物館内・表慶館
◆ 爽やかなスケッチ日和に恵まれ上野・表慶館を描きましたが、建物が複雑な構造で、デッサンに手間取り時間内の仕上げに苦労しました。
◆講評会では
① 定番の玄関前だけでなく、角度を変えたり、遠近により、色々な構図を取ることができる。
② 建物の基本は、箱+ドームで、その左右に木がある構図である。
③ 光ったドームや建物の白さを引き出させる為薄くても空を下の方まで塗り、建物の中の暗さを強調する。
④ ヒマラヤ杉は緑にブルー、茶系を入れる。
等の講評を頂きました。 中村 勉
[月曜会]
開催日時 10月27日(月) 13:30~
場所 東京 迎賓館
◆ 10月27日四谷の迎賓館正門前で描きました。曇りでしたが暑くも寒くもなく 終わり頃になり陽がでてきて 夕方の長い影が 正面の広い道路にさし まずまずのスケッチ日和でした。
◆ 講評会では
① 白い門及び柵を描くときは 白というのにこだわらずペンで描けば良い。ところどころ白く残したり ペンの強弱を使ったりして 白い柵が有るように 感じさせる事ができる。 又ボールペンの白を一部分 使ってみるのも良い。
② 門を浮き出させるには後ろを少し暗めにすると良い。
③ バックの建物を描くならラフにあっさりと。
④ 空を大きくする構図のときは 空の塗り方を工夫し 道路を大きくする構図のときは 落ち葉、影を描く事で絵を面白くする。
等の講評をいただきました。 稲田 美栄子
■ 今後の活動
11月例会(月曜会)
日時 11月10日(月)13:30~
場所 ぷかり浅橋
11月例会(土曜会)
日時 11月22日(土)10:00~
場所 横浜 万国橋