2014年のTigersは10/6のリーグ最終戦で巨人が広島に勝利した結果、タイガースの2位が確定した。
自力で獲得した2位ではない・・という意見もあるようだが、ライバル広島が最終戦に敗れた結果での2位なので、堂々と胸を張っていいハズだ。(少し論理の飛躍もあるのかも)
10/11と10/12の広島とのCS1stステージは、息詰まる投手戦を1-0、0-0の1勝1分で規定により2位阪神のファイナル進出が決まったのだ。10/15からの巨人との日本シリーズ出場をかけた決戦が注目だ。
1stステージは投手力で勝ち上がったが、東京ドームではドームランに象徴されるように打撃戦の展開が予想される。1stでは20イニングで福留のソロの1点しか取れなかった打撃陣の奮起が不可欠だ。鳥谷、ゴメス、マートン、福留の3-6番がG投手陣をどう攻略するか・・が最大のキーポイントとなるだろう。

今季のレギュラーシーズンの回顧をしておこう。
相手   ホーム   ビジター  合  計  
巨人   6-6    5-7     11-13
広島   9-3    5-7     14-10
中日   7-4-1   5-7     12-11-1
DeNA      8-4    8-4          16-8
ヤクルト 8-4    5-7     13-11
交流戦  3-9    6-6     9-15  
トータル 41-30-1    34-38        75-68-1    

個人タイトルホルダーはタイガースがダントツだった。
首位打者  マートン 0.338   最多勝利  メッセンジャー 13勝
最多打点  ゴメス  109点   最多セーブ 呉 昇 桓   39S
                         最優秀中継ぎ福原 忍    42P
                                             最多奪三振  メッセンジャー 226
チームのトータル成績を見てみよう。(カッコ内首位チーム)
打率  0.264(リーグ3位)(ヤ0.279) 防御率  3.88(5位)(巨3.58) 
本塁打   94  ( 5位)(広153)     失点   614(4位)(巨552)
得点   599(3位)(ヤ667)     (盗塁は未確認だが恐らく最下位)

来季も和田監督の続投が決まっている。CS1stで垣間見た思い切った采配をシーズン当初から出し、10年振りのV奪還というすばらしい置き土産を全国のタイガースファンに贈ってもらいたい。

尚、今シーズンのKG月虎会観戦ゲームでの成績は4勝6敗となった。これには個々人のプライベート観戦は含まれていない。
写真は10/12 広島戦に引分け、球団史上初のCSファウナル進出を決めたタイガースナイン。
上本選手会長は「ドームで精一杯がんばり、甲子園に戻って参ります」と決意を述べた。