【講演、ワークショップの概要】

 9月の三日月会は各方面でご活躍のボタニックアーティストの杉野宣雄さんに講師をお願いし、ボタニックアートの素晴らしさというテーマで初めてワークショップ付の講演会でした。製作スペースの関係上人数は30名に限定させていただきました。ご参加の皆様にはまことに有難うございました。

 杉野さんは押し花の普及に尽力されると同時に、アートしての押し花をの技術開発にも力を注いでおられます。押し花をつくるとまず散歩が楽しくなり、旅先での写真にも押し花をそえることで旅の思い出がより深くなると語ってくださいました。押し花は16世紀に標本としてイタリアではじまり、イギリスでは精密にかかれた印刷物の植物画が好まれました。花には思いがやどるのでプレゼントには最適ということです。

 講演のあと手作りはがきの制作をしました。机の上にはピンセット、カット板、はがき、押し花などが用意されています。デザインを考え、はがきの上に慎重にピンセットで花を置いていきます。和紙でカバーし出来上げました。今回は、スクール形式でなく、特別に8人でテーブルを囲む設定でしたので、それぞれの作品を見ながら話がはずみました。

 もう一つフォトデコを教えていただきました。これは写真の転写で、今回はLED付きのルーペをご用意いただき、杉野さんの撮影された12枚の写真の中から好きな絵柄を選んで、水でぬらした写真の裏紙をはずし、ルーペにはりつけ、きれいなものが出来上がり皆さんは大満足でした。

【以下9月度案内文】

芸術の秋が近づいて参りました。身近に芸術があると人生が一層豊かになります。数ある芸術の中でも今回はボタニックアート(植物画)の楽しさと素晴らしさを知り、同時に自らアート作品を制作し、お持ち帰り頂く企画を立てました。講師は日本を代表するボタニックアートの第一人者・杉野宣雄氏をお招きし、ボタニックアートの知識と実践のご教授、ご指導をお願いすることになりました。講演会終了後にはご自身で制作された絵葉書、ルーペをお持ち帰り頂きます。是非、芸術作品をご自身で制作する楽しさをご体験下さい。多数の皆様のご出席を賜わりますようご案内申し上げます。                            

日  時 : 2014年9月26日(金)12:15~13:30
場  所 : 関西学院同窓会東京支部 ランバスホール
          千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階
          JR東京駅八重洲北口改札口より徒歩2分
東京メトロ大手町駅B7出口サピアタワー連絡口に直結
3階サピアタワーオフィスロビー受付前に「三日月会受付」(11:30~12:10)を設置します。
会  費 : 2,000円(内1200円は材料費となります)
(軽食は11:45から講演前にお出しいたします。)
スピーカー: 杉野宣雄(すぎののぶお)氏(ボタニックアーティスト)
1966年 福岡県、大牟田市生まれ。日本大学卒業。花と緑の研究所を設立し、押し花の研究・開発に従事。日本 ヴ―グ社と提携し、3万人の会員を有する押し花愛好団体「ふしぎな花倶楽部」の会長。NHK「趣味の園芸」「おしゃれ工房」「趣味悠々」日本テレビ「ぶらり途中下車の旅」に出演。アメリカ最大の花の祭典「フィラデルフィアフラワーショー」の押し花コンテストで日本人初のグランプリ受賞。イギリスケンブリッジ大学植物園で個展開催。書籍 作品集「INTERIOR]他多数
タイトル : 「ボタニックアートの楽しさ、素晴らしさ - アート作品の作り方体験」
*今回作品作りを行いますので、ご参加は先着30名とさせていただきます。先着順で定員に達し次第お申し込みを締め切らせていただきます。お早めにお申し込みください。また材料準備の都合もありますので、キャンセルの場合速やかにご連絡ください。
*メールによる申込方法:
次のリンクをクリックしますと申込みのフォーマットが出てまいります。必要事項を入力の上、送信ボタンを押してください。正しく送信されましたら、送られたメールアドレスに「ご連絡有難うございました。三日月会への出席申込を受付いたしました。」のメッセージが返信されますので必ずご確認ください。
「申し込みURLは、省いております」
 同窓会東京支部の kg.tokyo@nifty.com へのメール返信では、申込み受付出来ませんのでご了承ください。
お問合わせ先:
東京支部  TEL 03-5224-6226  FAX 03-5224-6227  E-mail: kg.tokyo@nifty.com
【次回予告】
10月度は10月24日(金) 弁護士・小島幸保氏(関学卒)により「身近な法律知識~トラブルの傾向と対策」を予定                                以上