五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会
(月曜会の時間が変わりました)
■4月(第152回)例会
〔土曜会〕
開催日時 4月12日(土) 10:00~
場所 横浜 山手公園テニス発祥記念館前
出席者 10名
◆ 横浜 山手公園内のテニス発祥記念館とクラブハウスの68番館に分かれて描きました。
68番館前の大きな桜は1週間遅くて残念でしたが、記念館周辺の新緑は綺麗でした。
◆講評会では
① 建物は強調する部分とアッサリ描く部分とメリハリをきかす
② 窓の中は一律に塗るのではなく、濃い部分(特に上部)をつくる。
③ 建物の後ろの木を濃くして建物を浮き出させる。
④ ヒマラヤスギは筆のタッチで葉の特徴を表す。
⑤ 桜の木は角張った枝ぶりのため、大きなタッチで描く。
等の講評を頂きました。
〔月曜会〕
開催日時 4月14日(月) 13:00~
場所 二子玉川 兵庫島公園
出席者 15名
◆兵庫島公園は多摩川と野川の交わる河川敷に広がる公園で、川の鉄橋上の東急二子玉川駅と国道246号線の高い橋の間に位置します。野川から公園への素朴な橋、河川敷の黄色い菜の花畑、昔の氾濫原に出来た水たまりを整備した池、大きな流れの多摩川本流、鉄橋の橋脚等切り取り方で、様々な構図の絵が描けるところで、それぞれの角度からスケッチを楽しみました。
◆講評会では
① 広がりのある所なので、緑の木々や、菜の花畑の緑を色による遠近感を出すように描くとよい。
② 水際の岩や橋脚を濃くすることで、水面が白く光っているのを効果的に描ける。
③ 橋脚や周囲の樹木、ビル等の水面へ映り込みを描くことで、遊歩道との区別をつけやすくなる。
④ 水面はおおきなタッチで描いた方が感じが出る。
等の講評を頂きました。
■今後の活動
5月例会 (土曜会)
日時 5月10日(土)10:00~
場所 浜離宮恩賜庭園
5月例会 (月曜会)
日時 5月12日(土)13:30~
場所 自由が丘 遊歩道