五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会
■3月(第151回)例会
月曜会・土曜会合同スケッチ会
日時 3月22日13:00~
場所 青山外部借り教室
参加者 24名
◆写真を参考に風景スケッチを練習という事で、先生のデモンストレーションを見学してから各自がトライするという形で行われました。写真はみんなが知っている文学部前辺りからの関学時計台と、正門チャペル前から遠景の時計台と2点の写真が与えられました。先生のデモンストレーションは文学部前からの写真を使って行われました。
写真を参考に描いた作品は、構図が皆同じなのですが、並べてみると、それぞれ描き手の個性というか、微妙に違う時計台が並びました。
◆講評会では
① 目線と傾向線を正確に、描かないと建物が落ち着かず、画がまとまらなくなる。
② 木々の茂みの上部や、芝生の周りの生け垣の上の光っているところを白く残す。
③ 彩色の濃淡だけでなく、線の強弱をつけ、立体感を出す。
等の講評を頂きました。
この後は会場を移して、KG水彩スケッチ会総会と恒例の懇親会で盛り上がりました。
■今後の活動
4月例会(土曜会)4/12 10:00~ 横浜 テニス発祥記念館 洋風建築を描きます
4月例会(月曜会)4/14 13:30~ 多摩川 兵庫島公園 多摩川を描きます
(4月から月曜会の開始時間が13:30に変わります)