ようやく立春を迎えましたね。
2月といえば、忘れられない感慨をお持ちの方も多いのではないでしょうか。今年もまた、大勢の若者たちが受験という大きなチャレンジをしていることでしょう。
母校のキャンパスにも・・・
すべての若者がベストを尽くせますように。コロナや寒さに負けるな!と応援したいです。
新月フォトクラブの方からご提供いただいた今月の写真です(禁転載)。
作者:木村民治 1965年 商学部卒
題名:「合格祈願」
作者コメント:2月の勝者を目指して今はここが大繁盛です。
撮影場所:文京区 湯島天神
■東京支部からのお知らせ
・追悼―西名会長、ありがとうございました。
2023年1月14日(土)、関西学院同窓会会長の西名 弘明氏(1968年・経済学部卒)が逝去されました。西名氏は、同窓会長(2018年4月~)や、学校法人関西学院理事(2019年4月~)を務められ、同窓会と母校の発展に貢献されました。また銀座オフィス開設にもお力を尽くされました。ここに生前のご厚情に深謝いたしますとともに、ご冥福をお祈りいたします。
(関西学院同窓会HPより、一部抜粋させていただきました)
・東京支部HPの一部改修について
昨年10月から年末にかけて、年会費・ご寄付のお支払いと入会手続きの自動化を目的に、支部HPのシステム改修作業を行いました。期間中は会員マイページの使用が出来ず、皆様には多大なご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございませんでした。
以下、改修の概要です。
① 年会費・ご寄付のお支払いが、クレジットカード、コンビニ支払いをご利用いただけるようになります。従来のゆうちょ・三井住友・三菱UFJ各銀行からのお振込時には会員の皆様に手数料をご負担頂いていましたが、新システム導入により、ご負担がなくなります。
② 会員登録が自動化、簡略化されます。東京支部入会手続がHPから、入会を希望される方ご自身で入力頂き、会員登録などが自動化されます。(従来は必要事項をEXCELに記載し、それを事務局が手入力しておりました)
現在、同システムの使用開始時期、ならびに使用方法のご説明手段を策定中です。開始まで今少しお時間を頂きますが、どうぞご容赦のほど、よろしくお願い申し上げます。
・三日月会2023年3月度例会のご案内
三日月会3月度例会は、中央区観光協会特派員の川崎雅美さん(1992年社会学部卒)を講師に招き、「銀座の食と歴史」について興味深いお話をうかがいます。大勢の皆さまのご参加をお待ちしています。
日 時:2023年3月4日(土曜日)14時30分~15時45分【14時開場】
場 所:関西学院同窓会本部 銀座オフィス
東京都中央区銀座三丁目10-9 KEC銀座ビル7階
会 費:1,000円 (小ペットボトルの飲み物を用意いたします。)
講 師:川崎雅美 中央区観光協会特派員
タイトル:「中央区観光協会特派員が語る-私が見つけた銀座の魅力-」
申込方法:グーグルフォームにてお申し込みください。 https://forms.gle/F3Y9ayrcjw3NPGLt9
・81年、82年卒の「学年会」がスタートしました。
去る1月15日、銀座オフィスにて、昨年のフェスタの企画に携わった1981年、82年卒のメンバー約30人が参加し、学年会発足会を行いました。お互い「はじめまして」の顔も多かったのですが、近況や学生時代のことなどをなごやかに歓談・・・これからどんな交流が始まるか楽しみです。
*版画家の爲金義勝さん(1982年卒)からは、上ケ原キャンパスの時計台をモデルにした素敵な版画を2点、ご寄贈いただきました。銀座オフィスに飾らせていただきましたので、みなさまもぜひ、ご覧ください。
■同窓生NEWS
・井戸川射子さん、芥川賞受賞おめでとうございます!
第168回芥川賞に、関西学院大学社会学部2010年卒の井戸川射子さんの小説『この世の喜びよ』が選ばれました。映えある受賞、おめでとうございます!
https://www.kwansei.ac.jp/news/detail/4825
・岸田奈美さんのエッセーがドラマ化されます。
家族を表情豊かに描いた感動作、岸田奈美さんのエッセー『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』が、NHKプレミアムドラマ(全10話)になります。岸田さんは2014年人間福祉学部卒。昨年のコパンにインタビューが掲載されています。
ドラマは2023年5月14日(日)スタート予定。夜10:00〜10:50です。今から楽しみですね。
https://www.nhk.jp/g/blog/pi87eajq5p2o/
・松本克巳さんのヴァイオリンリサイタルが開かれます。
コロナでしばらく中断されていた待望のリサイタルです。
日時:2023年2月12日(日)開場13:00 開演13:30
会場:所沢市民文化センター ミューズ キューブホール
西武新宿線(航空公園駅)徒歩10分
料金:全席自由 4,000円
曲目:川崎絵都夫 ヴァイオリンと薔薇のロマンス
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ「スプリング」ヘ長調
レスピーギ ヴァイオリンソナタ ロ短調 ほか
連絡先:松本 m-katsumi@r9.dion.ne.jp 042-345-2757
■今月のアート
東京ステーションギャラリー 『佐伯祐三―描くことに命を捧げた伝説の洋画家』
開催時間:10:00〜18:00(毎週金曜日は20:00まで 入館は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(3月27日は開館)
会期:2023年4月2日まで
詳細については美術館のサイトをご覧ください。
https://www.ejrcf.or.jp/gallery/exhibition.html
2023年は、大阪、東京、パリの3つの街で、画家としての短い生涯を燃焼し尽くした画家、佐伯祐三(1898-1928)の生誕125年の年にあたります。
1898年に大阪中津で僧侶の次男として生まれた佐伯祐三は、25歳で東京美術学校を卒業し、その年のうちにパリに向かいます。2年間の最初のパリ滞在中に、ユトリロやゴッホらからも影響を受け、佐伯の作品は大きな変貌を遂げていきます。1年半の一時帰国を経て、再渡欧し、猛烈な勢いで制作を続けますが、結核が悪化して精神的にも追い詰められ、1年後にパリ郊外の病院で亡くなりました。
ポスターにも掲載された『郵便配達夫』(1928年)は佐伯の代表作といわれています。
偶然白ひげの郵便配達夫が自宅を訪ねたとき、すでに佐伯は体調が優れず、床に伏せることも多かったのですが、郵便配達夫を見た彼は創作意欲を掻き立てられ、モデルを依頼して最後の力を振りしぼって描き、佐伯の最後の作品となりました。
この作品を所蔵する大阪中之島美術館の構想が生まれたのは1983年で、場所は大阪大学医学部跡地と定められましたが、その後資金面も含めて紆余曲折があり、開館までに40年を要し、2022年早春に開館となりました。
その間に、準備室長を務められたお一人が関学の大学院美学科の先輩で、そのご縁もあり、約20年前に関空近くの保管庫で保存されていたこの『郵便配達夫』を見せていただく機会を得ました。そのとき、こんな素晴らしい絵を一人でも多くの人に見ていただく日が早く来ればいいなあと祈らざるを得ませんでした。
今回の展覧会では佐伯と同時代の1914年に創建された東京駅丸の内駅舎(重要文化財)の構造レンガがそのまま展示室の空間に生かされています。日時指定制ではないので、東京駅で少し時間のある時に、『郵便配達夫』を含めて皆さんに見ていただくのを心待ちにしていた中之島美術館所蔵の名品の数々をぜひご覧ください。
文:井谷善恵 1979年文学部卒 2000年文学研究科前期課程修了
(美術史家 東京藝術大学グローバルサポートセンター特任教授)
■今月のスポーツ
・現役の活動状況
<卓球部女子>
卓球部⼥⼦の村⽥ 咲紀さん(4回⽣)が、2023年1月23日から東京体育館にて開催された
天皇杯・皇后杯2023年全⽇本卓球選⼿権⼤会(⼀般・ジュニアの部)に出場し4回戦まで進出しました。
(村田さんが出場した女子シングルの優勝者は、早田ひな選手)
https://twitter.com/kgttc1925/status/1618609769107050497
・大相撲一月場所の宇良関は負け越しも幕内100勝を達成
1月8日から両国国技館で始まった大相撲一月場所。
9日目まで6勝3敗と好調も、10日目から5連敗。
千秋楽には勝ちましたが、7勝8敗で場所を終えました。
それでも色々と初場所を沸かせてくれました。
(2023年1月16日 スポニチ Sponichi Annex記事より)
大相撲初場所9日目
幕内・宇良(30=木瀬部屋)が錦富士(26=伊勢ケ浜部屋)を破り、6日目から4連勝で6勝3敗とした。
激しい押し合いから錦富士が引いて自らバランスを崩すと、宇良はそこを逃さずにはたき込みで
勝負を決めた。宇良がはたこうとした手はほとんど当たっておらず、そのまま手首をパタパタ
させて“エアはたき込み”が決まったような形になった。
これには宇良本人も苦笑い。満員の館内は大いに沸いた。
これで宇良は幕内100勝目。17年春場所の新入幕から6年、右膝前十字靱帯(じんたい)断裂の
大ケガを2度も経験するなど、多くの試練を乗り越えて大台に到達した。
「100勝と考えると、もう少し早く到達したかった」と取組後に話していたが、
序二段106枚目からカムバックしてきたことを踏まえれば立派な記録。
「よく頑張っていると思います」と感慨深げに振り返った。
※9日目の取組がこちらです
「注目!宇良の “手の動き” 」大相撲初場所九日目【幕内】 錦富士-宇良(スロー映像) | NHK | 結果、最新動画、インタビュー
文: 吉田 誠(1998年卒:体育会硬式野球部副将/香川県出身and讃岐うどん好き)
■2月のエトセトラ
今年の恵方は南南東
KG同窓生は関西出身の方が多いので
節分にはやはり恵方巻きの丸かぶりをされたでしょうか。
私も子供の頃から節分には巻き寿司を食べていました。
ただ、今みたいな豪華な恵方巻きではなく、普通の巻き寿司でした。
私が東京に来た頃は恵方巻きの文化がまだ浸透してなくて
お鮨やさんで巻き寿司を買ったりしていました。
調べてみると、関東で恵方巻きの認知されだしたのは
セブンイレブンが2004年に発売してからだそうです。
恵方巻きという名前もセブンイレブンがつけたとか?!
確かに昔は恵方巻きなんて呼んでなかった気がします。
恵方とは歳神様のいる方角だそうで、
「巻き寿司を1本そのまま、恵方に向かって黙って一気に食べる」
がルールてして知られていますが、
我が家では、何種類かの巻き寿司を半分ずつに切って
最初の一口だけ恵方向いて食べるという独自ルールでやっています(笑)
そして10年くらい前からでしょうか、デパートで豪華な恵方巻きが登場してきました。
有名鮨店のもの、豪華な海鮮巻き、肉巻き、海苔に金箔をあしらったもの、フレンチ巻き
恵方巻きロールというスイーツまで出てきて、毎年どんな恵方巻きを食べるかも楽しみになりました。
でもなんと言っても節分に巻き寿司を食べる一番の目的は、
この日の献立を考えなくてよいこと(笑)
発祥は大阪だそうですが、これを定着させたのは
夕食の用意を楽にしたい大阪のおばちゃんなのかもしれません。
川崎雅美(1991年社会学部卒)
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