五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。


毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 13:00 ~ ―― 月曜会

■12月(第148回)例会

〔土曜会〕

開催日時 11月23日(土) 10:00~

場所    横浜 日本大通り 神奈川県庁前付近

出席者   12名

 

◆ 12月14日予定の12月例会をクリスマスパーティと重なるため、11月23日に繰り上げ、銀杏の黄葉が真っ盛りの日本大通りの県庁前でスケッチしました。

県庁のキングの塔と銀杏を描く方、日本大通りの銀杏並木を描く方等 思い思いの構図で描きました。

 

◆  講評会では

①    目線をはっきり決め塔の各階の傾斜を遠近法とおり正確な傾斜にする。

②    県庁の建物はデコボコが多いのでデコボコをはっきり描き影になる部分には影をいれる。

③    銀杏は明るい部分はレモンイエロー系、暗い部分はオレンジ系イエローで表す。

④    並木の銀杏は全体を同じ調子で塗るのではなく2~3の塊として捉えて塗る。

等の講評を頂きました。

 

黄葉の日本大通り 県庁前(横浜)

〔月曜会〕

開催日時 12月9日(月) 13:00~

場所    北の丸公園

出席者   17名

◆さすがに12月、日中の気温も10度前後で曇りがち、大変寒い天候でしたが、風がなく幸いでした。木々の黄葉も一部、葉を落としているのもありましたが、未だ十分見ごたえのある状態で、静かな池に鏡のように映り込んでいました。また、千鳥ヶ淵の内側に見事なモミジの紅葉を見つけた人たちがあり、池の映り込みを描く人と、紅葉のトンネルを描く人に大きく分かれました。

 

◆講評会では、

①   樹木の種類毎に、樹形の特徴をとらえ、木の姿全体を大きく描くことが大切。また、木の幹に強弱をつけることで、奥行きを表す。緑の木も、ビリジャンに茶色や、イエローオーカーを混色することで、秋らしくなる。明るい黄葉の色の効果を上げるために、黄葉の周りの影を少し強めることで、効果が出る。

②   水面は今日のように静かであっても、水面を水を多い目にして、ブルー等で横に刷く(横タッチ)と、水面に奥行きが出来る。綺麗に映り込んでいても、周りの樹木等を少し横にぼやかすと水面らしさが出る。

③   制作途中で、少し離れて絵を見てみることも大切。

等の講評を頂きました。

 

■今後の活動

1月例会(土曜会) 1/ 11(土)10:00~  ランバスホール 花を描きます。

1月例会(月曜会) 1/ 27(月)13:00~  ランバスホール 花を描きます。