【御礼と講演の概要】

 三日月会12月例会は講師に同窓の東京宝塚劇場総支配人久保孝満様をお迎えし、特別ゲストとして元宙組トップスター大和悠河さんが来てくださるということもあり、81名もの皆さんにご参加いただきました。ありがとうございました。

 宝塚は来年で100周年を迎えます。DVDを使い5分で100年の歴史を説明していただきました。現在、卒業生4000人、在籍者400人、いままで上演されたのは2500作品ということで、宝塚の日本の演劇史上の輝かしい地位を再認識しました。客席とステージが一体になって一期一会の芸術を作り上げているという久保さんの言葉が特に印象に残りました。

 関学との関わりについても説明していただきました。原田の森は阪急に買い上げていただき、上ヶ原のキャンパス用地は関学が買わせていただき、初等部も宝塚ファミリーランドの跡地に設立されているというのですから強い絆に結ばれていることがよくわかりました。

 後半はお待ちかねの大和悠河さんのご登場です。公開インタビューということで皆さんが、興味があることについて伺いました。東京のご出身ですが、小さいときから宝塚ファンの方に連れられてずっと舞台をみてこられたことが音楽学校への進学のきっかけになったこと、初舞台は阪神大震災後、再開した大劇場での公演でこんな時期にと思ったが、公演が皆さんを力づけていることがわかったこと、現在のステージ以外の楽しみは海外でオペラを観ること、アメリカのコミックのピーナッツが大好きでスヌーピーのぬいぐるみを収集していることなどを楽しそうに語っていただきました。最後にご持参のCDを伴奏に2曲歌っていただき、みんなですみれの花咲く頃を会場も一緒に合唱し大いに盛り上がって、この日の三日月会を終えました。

【以下案内文】

 三日月会12月の例会は「小林一三と宝塚歌劇、関学、東京 宝塚~ゲストに大和悠河さんを迎えて」と題して、東京宝塚劇場総支配人であり同窓の久保孝満様にご講演頂きます。宝塚歌劇は、大正 3年(1914年)に温泉場の余興として、現在の宝塚市で産声を上げ、少女らのあどけない歌と踊りを洋楽の演奏に合わせて繰り広げる手法で独自のスタイルを確立して行きました。今回は、阪急電鉄と関西学院の関係にも触れながら、来年100周年を迎える宝塚歌劇の歴史をエピソードで綴ります。講演の後には、元宝塚歌劇団宙組トップスターの大和悠河(やまとゆうが)様をスペシャルゲストに迎え、宝塚時代や現在のご活躍の様子をお聞きします。多数の皆さまのご来場をお待ち申しあげております。

日  時 :2013年12月6日(金)12:15~13:30

場  所 :関西学院大学東京丸の内キャンパス ランバスホール

         千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階

         JR東京駅八重洲北口改札口より徒歩2分 東京メトロ大手町駅B7出口サピアタワー連絡口に直結

        3階サピアタワーオフィスロビー受付前に「三日月会受付」を 設置いたします。

会  費 :1,500円(軽食は、11時45分からお出しいたします。)

スピーカー:久保 孝満(くぼ たかみつ)様 (東京宝塚劇場総支配人)

    西宮市出身。1982年関西学院大学商学部卒業。同年阪急電鉄に入社。92年から宝塚歌劇団。花組・月組・宙組などを   中心にプロデューサとして10年以上にわたり100本以上の作品・公演を制作する傍ら、海外公演にも携わる。2002年劇団制作部長。2004年コマ・スタジアムとシアター・ドラマシティの経営再建に取組み、同年梅田芸術劇場を設立し、常務取締役総支配人に就任。2009年(平成21年)から現職に。

 ゲ ス ト:大和 悠河(やまと ゆうが)様 

      1995年宝塚歌劇団に入団。天性の華やかさと恵まれた容姿で宙組男役トップスターとして活躍。退団後は数々のミュージカルに主演。

 タイトル :「小林一三と宝塚歌劇、関学、東京 宝塚~ゲストに大和悠河さんを迎えて」 

    *人数に制限がございますのでお早めにお申込み下さい。{ 最終申込締切12月2日(火 }

     なお、出席される方のみお返事を頂きますようお願いします。

*お申し込みは、こちら:  
*お問合せ先: 東京支部  TEL03-5224-6226  FAX03-5224-6227 E-Mail kg.tokyo@nifty.com

次回予告 2014年1月例会は、1月22日(水)仮称「江戸の遺伝子」  徳川家18代当主徳川恒孝(つねなり)徳川記念財団理事長を予定しています。

以上