今日は11月2回目の定例会。
今回は久しぶりの活動報告をいたしますが、
朗読倶楽部<クレセント>は、コロナ禍においてもずっとzoomで活動を続けてきました。
先月10月からはようやく銀座オフィスで活動ができるようになり、会員一同喜び合いました。
本日の活動は、講師の米倉先生が翌月舞台を控えてらっしゃるためご不在で、今回は自主練習会です。
まずは『弁天娘女男白浪(白浪五人男)』(河竹黙阿弥)の口上からスタート。
「知らざあ言って聞かせやしょう。」で始まる、歌舞伎で有名なこの口上。
最初に全員で読み、そのあと個人発表。全員お腹から声を張りあげ、気持ちよく読み上げました。
中には朗々と暗唱する人も。
その後は、共通テキストである『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎)を輪読。
『陰翳礼讃』は、講師の米倉先生が全員で読むテキストとして選択され、
この本に収められている『陰翳礼讃』と『客ぎらい』を課題として全員で朗読しています。
最後は自主練習発表会。7名が発表しました。
それぞれが読んだ作品は
1.『はめ殺し窓』(向田邦子)
2.『葦刈』(田辺聖子)
3.『アラスカ光と風』(星野道雄)
4.『走れメロス』(太宰治)
5.『白昼夢』((江戸川乱歩)
6.『漬けもの名鑑』(角田光代)
7.『センセイの鞄』(川上弘美)
みなさん、選びに選んだ作品、練習に練習を重ねてこられて、どれも大変興味深いものでした。
講師の米倉先生の舞台『クリスマス・キャロル』が12月2日から12日まで、座・高円寺で上演されます。
チケットは完売とのこと。
【今後のスケジュール】
12月14日(火)午前10時30分~午後1時30分(定例会・銀座オフィス)
12月22日(水)午前10時~午後1時(定例会)/ 午後1時~午後4時(クリスマス会)