40会8月度のリモートの集い
                                                                                                             司会小西、文責三浦

8月25日に8月度のリモートの集いを午後2時から4時まで行いました。
開会にあたり聖書を学ぶ会の内山さんに開会のお祈りをしていただきました。
第一部では、先月に引き続いて平野敬則さんの絵画作品活動の総括編の話を聞きました。絵画以外にも大変多様な活動を展開されていましたがその不思議がわかったように思います。それは、まず定年前には地元のコーラスに加入されていたこと、もう一つは異業種交流研究会に10年も所属されていたことで多様な人間関係を事前に作っておられたことです。そして学生時代から続けてこられた絵画という技術を媒介にして、又経営の論文を作成され議論を深めた経験をもとに、定年後は人材開発研究所や絵の会、NHK文化センター、市民大学の運営、さらにはバンドの結成へと深く広くつながっていきます。どの場でも絵が顔を出し、企画力が顔を出し、絵の指導から個展の企画さらにパンフレットの作成へと自然にいろいろと活動の流れが広がっていったことがわかりました。これほどに多様な活動を定年後も続けられて本当に素晴らしいと思いました。

 次に佐藤一雄さんの先月の講話「習近平の指令室から」という創作的レポートの発表について質疑応答の時間を持ちました。 佐藤さんは中国での工場経営の経験や在欧20年の経験からこの創作は生まれています。この作品と報告は相当の調査に基づいている話であったと参加者が敬意を表しました。さらに、質疑として習近平は政治的に今後も安泰であるか、又寝そべり族という現象についてどう思うか、さらにアフガンについてどう対応するのかと興味ある質問に明快に答えてくれました。中国の最近の武力の強化については相当調べていたのでそれをプレゼンしてもらう時間があればよかったのですが・・・。わずかな時間でしたが世界情勢を語るひと時でした。

第二部では、この5月のリモート会議直前に亡くなった我が40会の名副幹事長山田哲也さんの追悼の記録動画を永尾東さんが製作、披露しました。山田さんは40会指定の専属カメラマンでしたので数々のイベントの写真をたくさん撮ってくれており、その中から7つほどの場面で山田さんも含めた記念撮影写真を見て山田さんのことを偲びました。山田さんはイベントの楽しさをうまく切り撮ってくれていたことがよくわかりました。

その次に、平松敬生さんから、定年後にはじめられた養蜂事業のお話を聞きました。平松さんは定年後に準備した修善寺の別荘で偶然に全く独力にて養蜂事業を開始するはめになり、しかもその年に平年作の10倍も収穫があって驚いたお話、それは10年に一度起こるあらゆる花が蜜を出す年だったことがわかったお話、さらには蜂のお世話、経営上の観点、病気対応など文字通りの苦労話もなるほどと納得、最後に製品になった瓶詰を見て、小西さんが参加者に一瓶ずつ所望したところ平松さんが応じてくれるハプニングとなりました。同時に養蜂の歴史や日本の輸入量など幅広い情報をもらいました。ひょっとしてやってみようかと参加者に思わせる養蜂の魅力を伝えてくれました。

最後に小笠原さんのギター伴奏で校歌空の翼を歌ってもらい、我々はミュートにして合唱しました。これならリモートでこれからカラオケができるかもしれません。  楽しい会でした。