五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:00 ~ ―― 月曜会
■10月(第146回)例会
〔土曜会〕
開催日時 10月12日(土) 10:00~
場所 世田谷 豪徳寺
出席者 12名
◆ 10月とはいえ、各地で最も遅い真夏日を記録している季節外の暑さのなか豪徳寺境内で本殿を描く方、参道を描く方等、思い思いの場所でスケッチしました。
◆講評会では
① 初秋の木の葉は、イエローウォーカーを加えて黄色系にする。
② アバウトに明るいところと、力強い暗いところを意識して絵を構成する。
③ 植え込みの木は下に影を入れないと浮き上がって見える。
④ 1度塗りは薄くなるので2度塗りをする。
⑤ 建物の軒下は暗くする。
等の講評をいただきました。
〔月曜会〕
開催日時 10月28日(月) 13:00~
場所 横浜 万国橋
出席者 16名
◆第2月曜が祝日のため、繰り下げて久しぶりの10月月曜会、心配された台風も過ぎ、秋晴れの横浜 万国橋に集まりました。
かわいいドーム屋根の横浜税関や県警ビルのそびえる万国橋の東側、ランドマークタワー下に、紅葉の並木が続く汽車道が見える万国橋西側とスケッチポイントを求めて、万国橋の左右にずいぶん広がりました。中には万国橋に背を向けてスケッチする人もいました。
◆講評会では、
① 万国橋にランドマークタワーや税関のドーム屋根、県警本部ビル、屋形船などいろいろある中で、どれをとりこみ、どれを主体に構成するかがポイントになる。
② 橋やビル、溜まっている屋形船などの水面の映り込みをうまくとらえることで、面白くなる。
③ 水面の光を強調するには、歩道のレンガや手すりの影等を少し濃くすると、水面がより明るく、輝く。
等の講評を頂きました。
■今後の活動
11月例会(土曜会) 11/ 9(土)10:00~ 世田谷 等々力渓谷
11月例会(月曜会) 11/ 11(月)13:00~ 世田谷 等々力渓谷