4月に入り、新型コロナウィルスの勢いは増すばかりで、ワクチン接種や人々の行動変容により、早期の収束を願う昨今です。その中で、アメリカのバイデン大統領はパリ協定復帰へと政策転換に着手しました。デカプリング関係の米中も気候温暖化対策では、協議することで一致したところです。日本でも菅首相が2050年までにカーボンニュートラルを目指すと宣言し、国内では次々と大幅なCO2削減か脱炭素に向けての行動方針が表明されています。環境庁から地域脱炭素ロードマップに取組むモデルとして国内100カ所の発表が行われます。2030年までの達成を目指して、ドミノの役割を担う事になります。その中で脱炭素社会の実現への取り組みは、コロナ対策と同様に喫緊の課題として、行政、産業界、市民レベルでも着実に進められています。

4月18日夜、KG東京46年会では、恒例のZOOMオンライン懇親会を開催し、同期の中山安弘氏が講師となり、これらをテーマにお話しいただきました。その要旨は、氏がお住まいの南足柄市における脱炭素社会の実現に向けての具体的な活動と潜在的再エネ量と戸建て太陽光発電についてでした。中山さんは、南足柄市で脱炭素社会の実現の活動を指導している南足柄市未来を考える会会長、(有)ネスキュー代表、JEMAS理事をされ、ご自宅に今年一月に温暖化防止への貢献にと屋根の上に太陽光パネルを設置されてます。経済的に投資を5~6年で回収できるとのことで、課題の再生可能エネルギーの現状や自宅の屋根での太陽光発電の運転結果等お話しいただきました。  参加の皆さんと議論を深め、問題意識と楽しい時を共有しました。

 

   講演者の中山さんより次の文面が届きました。

   昨日の話の中でお話ししたGPP竹村社長の講演の録画を送らせて頂きます。
   2時間半程ありますが、エネルギー政策に関心をお持ちの方には大変面白いです。
   かわさき発電所のマンション屋上での太陽光発電の写真も出てきます。
   スクリーンショット添付します。そのままなので、笑える場面もあるそうです。
     https://www.youtube.com/watch?v=hw1sYht3R3s

     ズーム会議で使用した投資回収年数のグラフも明示します。

なお、次回は5月29日(日)19:30より、同じく46年会の高島実さんによる「北前船」をテーマにした懇親会を予定しています。

 多くの皆さまのご参加を期待しております。

                          文責 森本廸和