10/17の例会は東京国立博物館平成館で開催中の特別展京都「洛中洛外図と障壁画の美」を、11人で鑑賞しました。時代は、織田信長や豊臣秀吉の登場によって戦乱の世が終わり、徳川家康が江戸幕府を開いていく16~17世紀。栄華を誇った大都市京都がどんな風に描かれたのか、そして、いかなる障壁画に彩られていたのかを、狩野永徳や岩佐又兵衛らのダイナミックな名品でたどります。先進的な映像(4K)も駆使した展覧会でした。
第1部ー都の姿-黄金の洛中洛外図
狩野永徳筆 上杉本、岩佐又兵衛筆 舟木本など7件を全て展示。
第2部ー都の空間装飾-障壁画の美
①王権の象徴-京都御所・・400年前の空間再現
②仏法の荘厳-竜安寺・・ニューヨークから初の里帰り 4K撮影の石庭の四季
③公儀の威光-二条城・・大政奉還を告知した黒書院一の間、二の間の再現など 作品がビッグサイズなので、展示品数は多くはないが、絵画展とは異なる雰囲気を感じることが出来た。(写真の位置、最下段のつもりでしたがややミスしました。)