■4月(第191回)例会
〔土曜会〕
開催日時 4月10日(土) 10:00~
場所 世田谷 砧公園ファミリーパーク
出席者 12名(五十嵐講師、佐藤准講師含む)
◆砧公園は桜の名所で、カリキュラムのテーマは「桜を描く」でしたが、今年は季節の進みが早く、多くが葉桜になっていましたが、眩しい新緑の競演の中でのスケッチでした。
◆講評会におきましては
① 桜は花の下部にブルー系の影を入れると、花のボリューム感が出る。
② 桜は空を曇り空にすると、花が浮き出る。
③ 緑は明度と彩度のトーンの幅を持たすと、メリハリの利いた絵になる。
④ 手前の大きな木は枝振りをペンの線を活かして細かくいれる。
等の講評を頂きました。
〔月曜会〕
開催日時 4月12日(月) 13:30~
場所 横浜元町公園 エリスマン邸前
出席者 6名(五十嵐講師、佐藤准講師含む)
◆KG水彩スケッチ月曜会4月例会の出席者は井ノ上さん、澤田さん、中原さんと増池の4名に、先生と佐藤さんと、コロナ禍で、少し寂しいスケッチ会になりました。
しかし、天候には恵まれ、新緑も美しく、白っぽい外壁と、濃い緑の鎧戸のエリスマン邸がきれいでした。近くの双葉学園の下校途中の可愛い小学生が、盛んに褒めてくれました。先生も、時間をかけて、それぞれの作品に、筆を入れて頂き、メリハリの利いた作品が出来ました。
◆講評会では、
①光の来る方向を、一定になるように意識して、影を強く描く。
②緑の色も、水の多い、少ないで、濃度の巾を広げ、ビリジャンにプルッシャンブルーや、イエローオーカー、バーントシェナ等の混色で、色の巾を広くする。
③樹々の新緑の輝き、淡く咲いた桜などを、際立たせるためには、影の緑や建物の窓の中を、2、3度塗りで濃くすると、白さが引き立つ。
④大きな緑は、陰影をつけて、樹のふくらみを出す。緑は少しシェナや、ブルーなどを混色することで、ふくらみが出る。
等の講評を頂きました。
■今後の活動
土曜会 5月8日(土)10:00~ 駒場 旧 前田侯爵邸
月曜会 5月10日(月)13:30~ 代々木公園 1964オリンピック記念宿舎付近