9月度例会は、「人生と浪花節―日本人の心を伝えて1600回講演」と題して、株式会社アークデザイン代表取締役社長 林達夫氏にご講演いただきました。53名の方にご参加いただき、無事終了致しました。ありがとうございました。

【講演の概要】

「人生と浪花節」という今までにない意表をつくタイトルです。まず講演はカラオケの無法松の一生のメロディで始まりみんなびっくりしました。林様が美声を披露され、この歌の主人公が、急死した友人の陸軍大尉の遺族に見返りを求めずひたすら献身的に支える生き方をすばらしいと紹介されました。

 義理もかつては日本人の考えの根幹になっていた美学です。義理には2種類あるとして例にだされたのが、一宿一飯の恩義を返すために命を落とした平手造酒、女房と兄弟分のはざまで、たった一度杯をかわしただけの兄弟分への義理を選んだ吉良の仁吉のケースです。義理には約束、信頼、名誉がかかっているのですね。

 「太平洋奇跡の作戦キスカ」の例をあげ司令官の判断の重要性を説明されましたが、大村少将を演じた三船敏郎の口調のまねがでて会場がなごみました。

 若い頃からJC(青年会議所)に関わってこられそれを通しての人間関係や学んでこられた礼儀を語られました。林さんの考えるJCの基本は自己研鑽第一とのことです。

 セールスの基本は相手を知ること、品性、品格、品位を忘れずいやしい人間になってはいけないこと、順調なときこそ気をつけなければいけないなど示唆に富んだ内容で、あらためて私たちが忘れかけている日本人としての基本を教えていただいたような気がしました。

【以下は案内文】 

 三日月会9月度例会は「人生と浪花節―日本人の心を伝えて1600回講演」と題して、株式会社アークデザイン代表取締役社長 林達夫氏をお招きします。日本の明治維新以降の近代化の中で、義理や人情が組織の中では非合理的として遠ざけられてきました。しかし、よく見ると私たちの日常生活の中でもしっかりと義理人情が息づき、必要とされている出会いがよくあります。林氏は浪花節を最も愛し、義理と人情をテーマに全国津々浦々をなんと1600回近く講演されています。物は豊かになりましたが、とかく、心にあまり豊かさを感じない今の時代に、本講演が私たちに気づきを与えてくれることは間違いありません。皆様の多数のご来場をお待ち申し上げます。

日  時: 2013年9月25日(水)12:15~13:30

場  所: 関西学院大学東京丸の内キャンパス ランバスホール

        千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階

        JR東京駅八重洲北口改札口より徒歩2分

 東京メトロ大手町駅B7出口サピアタワー連絡口に直結

 3階サピアタワーオフィスロビー受付前に「三日月会受付」を設置いたします。

会  費: 1,500円(軽食は、11時45分からお出しいたします。)

スピーカー: 林 達夫氏

  昭和7年 東京武蔵野生まれ。S31年 慶應義塾大学文学部卒業。S33年 株式会社 林組(現アークデザイン入社)。S46年 同社代表取締役  現在に至る。公職他 経済同友会会員、日本社長会(NPO)会員、東京青年会議所特別会員、東京商工会議所会員、交詢社社員、慶應倶楽部会員、東京青山ロータリークラブ会員。麻生太郎、菅直人各元総理大臣、安倍晋三現総理大臣との親交が深く、各界で幅広く活躍されている。

タイトル :「人生と浪花節―日本人の心を伝えて1600回講演」

*人数に制限がございますのでお早めにお申込み下さい。{ 最終申込締切9月20日(金)}

お申込みはこちら:

 https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ndlf-odrbn-4f8ac78ea50bccfa08f080976c9f6794

なお、出席される方のみお返事を頂きますようお願いします。

お問合わせ

関西学院同窓会東京支部事務局 永井 和廣

〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12サピアタワー10階

TEL03-5224-6226 FAX03-5224-6227

E-mail kg.tokyo@nifty.com

以上