水彩スケッチ会は、五十嵐吉彦講師(S38年経卒)佐藤久美子准講師(S58年文卒)の指導で、きめ細かく、各自のレベルに応じた指導を受けながら、皆で楽しくやっています。

 スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。

会費無料のお試し入会も大歓迎!!

新規入会・お試し入会の申し込みは、

     スケッチ会幹事 増池まで、

☎045-983-7387または携帯090-9109-9586

               
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会

      該当日が祝日や展覧会と重なる場合は、変更することがあります。

■11月(第186回)例会

〔月曜会〕

開催日時 11月9日(月) 13:30~

場所   上野 湯島の旧岩崎邸

出席者  11名(五十嵐講師、佐藤准講師含む)

◆スケッチ場所は、湯島の旧岩崎邸庭園。洋館はコンドルの設計で、1階、2階のテラスの列柱、手すり、屋根の棟の繊細な装飾に苦労しました。少しうすら寒い日でしたが、天気は良く、広い芝生広場でのスケッチでした。

旧岩崎邸庭園はコロナ対策に厳しく、園内で講評会を開くのが難しいため、歩いて5分程の、上野公園不忍池に移動して、先生から講評を受けました。

 

旧岩崎岩崎邸の芝生広場

◆講評会では、

①   この風景の主役になる建物は、しっかりと描く。

②   洋館を角から見るので、屋根の線、テラスの線は順に緩くなる「へ」の字、建物と地面の境界は個々の場合、目の高さで、横一直線という事になる。

③  対象風景を大きくとらえて、構図をまとめ、要るもの、要らないものの整理をする。小さい所にこだわっていると、全体がくるってくる。

④  テラスの奥に見える室内、窓の中は出来るだけ暗くすることで、外部の壁や柱が明るくなる。

等の講評を頂きました。

 

〔土曜会〕

開催日時 11月14日(土) 10:00~

場所   晴海 トリトンスクエア

出席者  10名(五十嵐講師、佐藤准講師含む)

 

◆朝潮運河沿いのトリトンスクエアで、運河沿いのマンション群、運河沿いの道、

ビルの中のお洒落な街角を描きました。

予報では、小春日和と言われていましたが、ここでは、運河を渡る風、ビル風の寒さをこらえて、陽だまりを求めてのスケッチでした。

 

晴海トリトンスクエア横の朝潮運河

◆講評会におきましては

①  奥行のある風景では、目線をきっちりと決め、遠近法に忠実に描く。

② 連続したビル群は、余り美しく整然と描くより、多少ガリガリ感、

凸凹感がある方が現実味がある。

③ 運河の映り込みは目を細めて見ると、陰影が良くわかる。

④ 建物の奥の暗さは、影色ではなく、ブルー系を使った、暗い色が

効果的である。

 等の講評を頂きました。

■今後の活動

土曜会 12月12日(土)10:00~   横浜 開港資料館

月曜会 12月14日(月)13:30~   北の丸公園