幾分涼しくなったとはいえ,まだまだ暑い中,メンタルヘルスコンサルタントの足立きよみ様のご講演に48名の皆さまにお集まりいただき無事終了致しました。誠にありがとうございました。
【ご講演の概要】
足立様は、「三日月会限定特別仕様」と銘打って,好奇心とチャレンジ精神でいっぱいの我々関学出身者向けに特別に配慮なさったお話を用意してくださいました。まず3つのポイントから話されました。
(1)認知行動療法
(2)ポジティブ心理学
(3)ブリーフセラピー
(1)は,心の病気の治療法として自分を縛る考え方の傾向に気付くことにより,行動や人間関係を改善するように支援するカウンセリングのことです。
(2)は,「よい人生」について科学的に探求し,その実現に向て心理学介入を試みていく学問のことです。
(3)は,クライアントの輝く側面に光を当てクライアント自身で対応できる自立性を支援するセラピーのことです。解決が早いのでブリーフセラピーと 呼ばれています。
特に興味深かったのは,想定されたネガティブな状況において,考えられる思いや行動を隣の人と話し合うことでした。足立さんが提唱なさるマジックフレーズは「でも」という言葉です。この言葉こそネガティブシンキングをポジティブシンキングに変える魔法の言葉なのです。「でも」という言葉で視点を変えることで、人とのコミュニケーション能力のスキルアップができるだけでなく,自分の気持ちも前向きになるのですね。
【以下は案内文】
さて、三日月会8月度例会は「退職後のコミュニケーション能力をアップ」と題して、メンタルヘルスコンサルタント足立きよみ様にご講演を頂きます。メンタルヘルスに焦点をあて、職場をはなれ、家族と過ごす日々が増え、新しい仲間との出会いがあって、それまでとは違う人間関係の中での生活が始まります。新鮮な喜びがあると同時にいままでとは違う気遣いも必要になってきます。
自分の思考傾向を活かした人間関係づくり、現役時代とはすこし違った形でのコミュニケーション能力を見直してみることで、さらによりよい人間関係を保つことができます。現在注目を集めている認知行動療法を教えていただくことで、自分のコミュニケーション能力に、新しいスキルを加えませんか。 皆さまのご参加をお待ちしております。
記
日 時 : 2013年8月28日(水)12:15~13:30
場 所 : 関西学院大学東京丸の内キャンパス ランバスホール
千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10階
JR東京駅八重洲北口改札口より徒歩2分
東京メトロ大手町駅B7出口サピアタワー連絡口に直結
3階サピアタワーオフィスロビー受付前に「三日月会受付」を設置いた します。
会 費 : 1,500円(軽食は、11時45分からお出しいたします。)
スピーカー: 足立きよみ様(メンタルヘルスコンサルタント)
日本航空でグランドアテンダント等の現場業務を10年経験後、上智大学渡部昇一名誉教授の秘書を7年間勤め、企業内のメンタル
不調社員の職場復帰訓練のための職場で専任カウンセラーとして11年間勤務。短期/家族療法を学ぶ。現在公立病院のカウンセリング
専任講師等。
タイトル :「退職後のコミュニケーション能力をアップ」
*人数に制限がございます。お早めにお申込み下さい。{ 申込締切8月23日(金)}
お申込みにつきましては、次のアドレスからお願いいたします。
https://reg34.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=ndlf-ojmcl-21877e1541f125c3e7d82c604c2aeebc
(ご出席の方のみご連絡をお願い申上げます。)
予告 9月例会(9月25日)
「忘れかけた日本人の心を全国津々浦々に伝えて1600回講演-人生と浪花節」 林達夫氏((㈱アークデザイン代表取締役)
お問い合わせ
関西学院同窓会東京支部 事務局 永井和廣
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー10F
TEL 03-5224-6226 FAX03-5224-6227
E-mail kazu-nagai@kwansei.ac.jp
以上