８月（第１７６回）水彩スケッチ会例会

五十嵐吉彦先生（S３８年経卒）のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師（S58年文卒）も加わり、会員それぞれのレベルに応じた指導が、受けられるようになりました。

鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック（F4）透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。２時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。

サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年３月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。

スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!

新規入会・お試し入会の申し込みは、

　　　　　スケッチ会幹事　増池まで、

☎045-983-7387または携帯090-9109-9586

　　　　　　　　　　　　　　　
毎月第二土曜日（原則）　10：00　～　――　土曜会　
毎月第二月曜日（原則）　13：30　～　――　月曜会

該当日が祝日や展覧会中の場合は、変更になる事があります。

■８月(第1７5回)例会

〔土曜会〕

開催日時　８月１０日（土）　１0：3０～

場所　　　横浜　八景島　ヨットハーバー

出席者　　７名（五十嵐講師、佐藤准講師を含む）

 ◆　シーサイドラインの高架下の影になった場所で、平潟湾に浮かぶヨットを描きました。連日の暑さを覚悟していましたが、シーサイドラインの高架下の影が、随分と助けになりました。

◆講評会では

①縦構図にする場合は、空を主体にするか、水の映り込みを主体にするかによって、最初に水面の位置を決める。

② 船を何隻も描く場合は、どれも同じ調子で描くのではなく、主役となる船と、脇役を決める。

③船の底部分をプルシャンブルーとグリーンで塗ると、船の膨らみの感じがでる。

④後ろのマンションを暗めにすることによって、手前の水面が光って見える。

等の講評を頂きました。

 

〔月曜会〕

開催日時　８月１２日（月）　１３：３０～

場所　　　二子玉川・ライズ「テラスマーケット」4階屋上ルーフガーデン

出席者　　８名（五十嵐講師、佐藤准講師を含む）

◆５Fからは側を流れる多摩川やその向こうの溝の口方面の市街地、その先の田園都市沿線の丘陵が望めるのですが、何しろ、３５度を超える猛暑日の屋上、日陰もない屋上からのスケッチは諦め、４Fのルーフガーデンに、日陰を求めて、上野毛から環８方面に見えるマンションと緑の連なる丘陵をスケッチしました。

講評会終了後、暑さしのぎに、かき氷を皆で食べようと、探しましたが。祝日のショッピングセンターでは、座れる席がなく、諦めました。

 ◆講評会では

①白いマンションを中心に、描くのであれば、それを取り囲む樹々の緑や、マンションの窓を出来るだけ暗くする方が、マンションが浮かび上がり、奥行きが出来る。

②固いコンクリートのマンションは、ペンの線を生かし、周囲の丘陵や樹々の茂みは、出来るだけ水を含ませて、柔らかく描くことで、対比が出来、絵に奥行きが出来る。

③夏の空を、入道雲や、横に流れる雲等を少し入れると夏らしい感じが出る。

等の講評を頂きました。

 

■今後の活動

月曜会　９月９日（月）１３：３０～　　根津神社境内

土曜会　９月１４日（土）１０：００～　鎌倉　寿福寺境内