8月の例会は東京都美術館で開催中の「没後50年 藤田嗣治展」鑑賞で、9人が参加でした。藤田嗣治は日本人でありながら、エコール・ド・パリの代表的画家の1人でした。晩年はフランスに帰化し、自ら建立した礼拝堂に眠っています。
以下は大回顧展を紹介する都美術館HPからの抜粋です。
明治半ばの日本で生まれ、80年を超える人生の約半分をフランスで暮らし、晩年にはフランス国籍を取得して欧州の土となった画家・藤田嗣治(レオナール・フジタ 1886-1968)。2018年は、エコール・ド・パリの寵児のひとりであり、太平洋戦争期の作戦記録画でも知られる藤田が世を去って50年目にあたります。この節目に、日本はもとよりフランスを中心とした欧米の主要な美術館の協力を得て、画業の全貌を展覧する大回顧展を開催します。
本展覧会は、「風景画」「肖像画」「裸婦」「宗教画」などのテーマを設けて、最新の研究成果等も盛り込みながら、藤田芸術をとらえ直そうとする試みです。藤田の代名詞ともいえる「乳白色の下地」による裸婦の代表作、初来日となる作品やこれまで紹介されることの少なかった作品も展示されるなど、見どころが満載の展覧会です。
写真は美術館ロビーの撮影許可コーナーでのスナップです。作品は「カフェ」1949作 ポンピドー・センター蔵です。