東京支部40年会 クレセンツ・フォー& 杜 2018年サマーコンサート鑑賞
日時:2018年8月18日
場所:東京都大田文化の森ホール
例会幹事:三浦一男(文責)
参加者:小西淳一さん、梶田誠三さんとご友人、木崎政子さん、長谷川節子さん、鹿島紀子さん、                    山田哲哉さん、三浦一男の8名でした。

(ご報告)クレセンツ・フォーはKGグリークラブの昭和40年卒業生4名で組織された男声合唱グループで、今年で結成21年目になるそうです。ギタートリオの「杜」は、仙台の杜に因んで東北大卒のギターリスト3人で編成されているグループです。今回はクレセンツ・フォーのメンバー・リードテナー川口さん(神戸在住)が体調を崩されて、 19歳若い橋本尚樹さんが加わったことが最初に紹介されました。トップテナー堀 清高さん、バリトン吉田忠章さん、バス三谷章夫さんによる男声合唱独特の美しいハーモニーを私達は堪能するというか、その世界を夢見るように楽しんだ2時間でした。驚いたことに堀 清高さんはブラザース・フォーの有名楽曲30数編を聴きとりにより採譜され、それがこのグループの演奏の柱になっていると聞かされました。
  第一部は恒例によってブラザース・フォーのヒットナンバーより7曲、後半のFive hundred miles、やYesterday、Yellow bird、Green fieldsは口ずさみながら聞き入りました。優しい音色のクレセンツ・フォーの世界にぐっと引き込まれる瞬間でした。ギタートリオ「杜」が伴奏されて、その音色にも酔うような響きを感じました。 
  第二部はそのギタートリオの演奏で、題して「ラテンのかをり」の通り、ラ・クンパルシータでいきなりその世界に引き込まれ、懐かしのギター曲メドレーでは、あの有名な「禁じられた遊び」の演奏を初めて生で聞けて素晴らしいでした。トリオの皆さんはどうもそれぞれが違う楽譜で弾いておられる部分がある・多い?ようで(初心者の感想で恐縮です)、とても立体的な響きがあるのを隣の小西さんも感じていました。最後のコーヒールンバ(西田幸子さんの持ち歌)でラテンの世界が終わりました。
  第三部は「デューク・エイセス「にほんのうた」より7曲、筑波山麓合唱団では、出場者全員がカエルの帽子をかぶってコミカルに歌い上げ楽しいアクションで会場を爆笑させていました。「女ひとり」の・・・京都、大原三千院・・・で始まる歌に懐かしき若いころの恋を思い出したかもしれません。聞いている人達も50代~70代ですから、同じ空間を合唱とギターの演奏、それにパーカッションの多様な打楽器演奏が溶け込んで、一層懐かしく、生演奏ゆえに現実感に迫られる場面があったように思います。余韻の強いコンサートでした。
  アンコール曲の後に皆で「夏の想い出」を歌いましたが、皆さん歌の心得があるのか、とても大きな声の合唱であったと思います。ロビーでは東京新月会(グリークラブOB合唱団)の皆さんも加わって「ウボイ」の演奏があり、なかなか経験のできない一日となりました。会の終了後、隣の喫茶店にて小一時間8名でお茶を一緒にし、帰途「大森貝塚」を見学しました。

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本日の参加者は8名。会場は大田区の文化の森ホール

会場はほぼ満席
クレセンツ・フォー&杜 2018サマーコンサート開演
クレセンツ・フォー&杜の皆さん
杜の皆さん
杜 コーヒールンバ
クレセンツ・フオー
筑波山麓合唱団
女ひとり ♪京都、大原三千院・・・
二人でお酒を ♪恨みっこなしで 別れましょうね・・・
会場の皆さんも熱唱
大森貝塚に寄り道し、見学
大森貝塚の発見者モース博士碑の前で

写真・編集    山田 哲哉