8月3日10時半、浅草演芸ホール前集合。うだるような酷暑の中24名が参加しました。KG44年会の8月例会は、趣向を変えて寄席見物でした。
昭和の色が、色濃く残る演芸場でした。映画館の再利用みたい。
少々うるさいジャズバンドに始まり前座、二つ目、真打ちとなかなかのお話でした。その中に切り絵、漫才、奇術までありました。大トリは、小遊三でやっぱり話は旨い、でも鯉昇の話が一番だったと思います。長屋の八つあん熊さんの類でしたが、食通自慢の八っあんに腐った豆腐を食わせる話ですが、情景描写その間が絶妙で、次に何が起こるかわかるだけに、余計にその間が生きていました。
締めは「にゅうおいらんず」の騒がしいバンドで終わりました。これを目当てに立ち見も出る人気出し物でした。
文責 朝山 正美