Moving toward Kurdish independence?
The Kurds’ quest for self-rule is potentially explosive
(It puts them in the crosshairs of Iraq, Iran, Turkey, Russia and the United States.)
クルド人(The Kurds)という言葉は最近特に新聞で見ることが多くなった。それでも我々日本人にとっては遥か彼方の異国人と考えてしまう。ところがイスラム教徒でISと対峙する勇敢な民族だと知ってこれは近世の歴史上大変重要な異国人で頭の片隅に保管したかった。クルド人が約2500万から3000万人で国を持たない最大の民族と言われ、第一次世界大戦後 英・仏・露三国によってまさに民族を四分するような協定の下四か国以上に分断された歴史を持つ。
それが今 “The Kurds’ quest for self-rule is potentially explosive”として俄然注目を集めている。やはり独立国としての祖国を持ちたいという思いはユダヤ人のイスラエルと同じかもしれない。
Referendum国民投票が実施され、クルド人(The Kurds)からは圧倒的賛成となったが、
イラクやトルコそれに米国は猛烈に反対、あらゆる手段を取ると宣言している。
The issue could blow a further hole into Iraq’s already fragile existence as a united nation-state.
ところがイスラエルは早々とクルド人(The Kurds)の動きを支持する声明を発表。
Breaking with the U.S. and its Arab allies, Israel has endorsed Kurdish independence.
前途多難だが、これからの方向次第では中東地域の大きな不安定要素であることは間違いない。
(辻田)