9月も末というのに今日は真夏のような日差しで、ぶらり両国には少し暑かったかな? でも、あくまでも空は高く心地よい風が吹き抜け秋近しを思わせる44年会の例会でした。
参加は男性12名女性12名の計24名でした。  
   

墨田区の観光案内所:江戸NORENから2人の女性ガイドさんが派遣されWiFiでの説明がばっちり聞き取れました。世の中進んでいます。10時20分くらいから11時30分くらいまで両国界隈の散策で、いろんな発見がありました。
今日のメインは葛飾北斎ですが、旧安田邸庭園~横網公園(関東大震災 東京大空襲の慰霊塔など)~徳山稲荷(江戸後期の明暦の大火の後一帯を区画整理した人を祭っている)~八角部屋~北斎生誕の地~津軽藩上屋敷(横綱のスポンサーのはしり)歴代横綱をすべて刻んだ石碑は漫画の世界のようで、懐かしい横綱の名前が刻んでありました。最後の江戸東京博物館までの(全5km 約2時間の両国北コース)散策は発見の連続で、特にガイドさんの懇切丁寧な説明に感謝感謝で頭が下がりました。

さて、お昼は両国の駅前のチャンコ料理で、一同満腹!本日幹事の光浦さんが来月山口に帰郷されてしまうので同期会から感謝の品を贈呈しました。  
   


                                   

 

 

 

 

 

 

 

 

13時過ぎからすみだ北斎美術館で3時頃まで常設展と大だるま制作200年記念の特別展を堪能しました。北斎といえば富嶽百景、とりわけ神奈川沖裏が有名ですがその他の作品も見事でした1760年10月31日生まれで1849年没まで88歳の長寿でした。北斎ブルーといわれているあの青色はフェルメールの影響を受けているのだとか。ヨーロッパの宝石をオランダ経由で輸入してあの色を創出したそうです。ちなみにフェルメールの誕生日は1632年10月31日で没は1675年43歳だったそうです。北斎と誕生日が同じなんですね!(私が発見) 

 


 




常設展はレプリカでしたが特別展の数百点はすべて本物19世後半から風雪に耐え色鮮やか、構図も斬新、やっぱり北斎でした。保存にご尽力の皆様に感謝。

せっかくの両国です。
最後にわが後輩の宇良関の所属する木瀬部屋の前でパチリ、盛りだくさんな一日でした。
 

                      文責 44会幹事 朝山正美