五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師(S58年文卒)も加わり、会員それぞれのレベルに応じた指導が、受けられるようになりました。
鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!
お試し入会の申し込みは、スケッチ会幹事 増池まで、
メールアドレス masuike@r04.itscom.net
または携帯090-9109-9586
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会
■6月(第189回)例会
〔土曜会〕
開催日時 6月10日(土) 10:00~
場所 浜松町 芝離宮公園
出席者 12名と講師・准講師
◆梅雨入りしたとはいえ、久し振りの晴天に恵まれたスケッチでした。
芝離宮公園の木陰を見つけ、水辺と緑の着色に苦労してのスケッチでした
◆講評会におきましては
① 今日のテーマはグリーンの色分けである。グリーンのコツは最初は明るく、順に暗く。
サップG→サップG+茶系→サップG+ブルー系
② 池の水面は白く残すか、塗るかによって、周りの芝の色をどうするか考える。
白くすれば芝を明るくして浮き出させる。水を塗る場合は水を多く含ませてサーと塗る。
③ 紫陽花を描く場合は全体の塊を描くだけでなく、ギザギザした葉っぱが特徴であるので、
葉っぱも少し丁寧に入れる。
④ 木の塊と塊の間に少し白を残すとメリハリがつく。
等の講評を頂きました。
〔月曜会〕
開催日時 6月12日(月) 13:30~
場所 大田区田園調布 多摩川台公園内 アジサイ園
出席者 10名と講師・准講師
◆私たちのスケッチ会では初めての多摩川台公園のアジサイ園。白や水色、紫、薄いピンク等のアジサイがあちら、こちらに咲く中、カメラ片手の人も多く、私たちも、通る人の邪魔にならない様に、スケッチ位置を取りました。スケッチはアジサイを入れた緑の茂みと園内の東屋や階段、石垣いう構図になり、アジサイの花の生かし方と、緑の変化をどう表現するかという事になりました。
◆講評会では、
①アジサイと周りの緑を、遠近をつけて、立体感を出す。手前をペンの線などで、はっきり描き、奥を水をたっぷりとぼかすことで、空気遠近法の奥行きのある絵になる。
②アジサイの茂みの中に、アジサイの花を支える幹を入れる方が効果的。
③アジサイの花の後ろを濃くして、淡いアジサイの花を引き立てる。
④周りのグリーンも濃淡をつけ、ヴィリジャンやサップグリーンに、イエローオーカーやシェナ、セピア等茶色系の混色、プルッシャンブルーやウルトラマリーン等青系の混色をすることで幅が広がる。
⑤混色は紙の上でなく、パレットでした方がきれいで、効果が出る
等の講評を頂きました。
■今後の活動
土曜会 7月8日(土)10:00~ 川崎民家園 中央の山下家付近
月曜会 7月10日(月)13:30~ 世田谷 豪徳寺