五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師(S58年文卒)も加わり、会員それぞれのレベルに応じた指導が、受けられるようになりました。

鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。

サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。

 

スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!


毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会 

 

■12月(第184回)例会

〔土曜会〕

開催日時 12月24日(土) 10:00~

場所   外部貸し教室(青山)

出席者  12名と講師・准講師

 

◆「クリスマスを描く」をテーマにポインセチア、ワイン、キャンドル、お人形、ベル等を持ち寄って、思い思いの構図を作って描きました。

同時に、第12回の展覧会出品作品の選定が始まりました。

◆講評会におきましては

① ペンに強弱を付けて、強調する部分と軽いタッチで手抜きする部分を作る。

②   ポインセチアの葉はシャープな線で描く。

③   葉っぱと葉っぱの間はブルー系を加えた濃い緑を入れると葉っぱが浮き出る。

④   背景は一色だけでなく、アッサリ目にぼかすと効果的になる場合がある。

等の講評を頂きました。

 

〔月曜会〕

開催日時 12月12日(月) 13:30~

場所   行幸通り(皇居から東京駅に向かう)

出席者  10名と講師・准講師

 

◆東京駅と皇居を結ぶ行幸通りは、時に新任大使が皇居に向かう馬車が見られます。通常は、通り中央部分の車の通行は止められており、両側の黄葉した銀杏並木があり、丸ビル・新丸ビルの向うに東京駅赤レンガ中央が見え、最も東京らしいスケッチポイントです。ただ、最高気温10度の寒さの中で、少々ふるえました。

東京駅がよく見える様に、日の当たらないビルの陰もかまわず、丸ビル寄りで描いた人、1点集中の遠近法で東京駅中央に消失点をおいて、皇居寄りの和田倉門噴水公園近くに腰を据えた2グループに分かれました。

◆講評会では

①両側のビルやイチョウ並木にポイントを置いて、縦構図もよいし、東京駅の横への広がりを見せる横構図も描ける。構図の工夫が面白い所です。

②イチョウの黄葉は、比較的彩度も高く、明るいが、レモンイエローだけでなく、陰の部分に少しオレンジ色などを入れて、ふくらみをもたせるとよい。

③レンガの駅舎やビルの窓や、日の当たらない陰は少し濃い目の陰を入れることで、奥行きがでる。

④遠方のビルは、少し水を多めに、あっさりと描く。

等の講評を頂きました。

 

■今後の活動

土曜会 1月14日(土)10:00~ 青山外部貸し教室  お花の静物スケッチ

月曜会 1月23日(月)13:30~ 支部ランバスホール お花の静物スケッチ

 

第12回KG水彩スケッチ会展 3月7日(月)~12日(日)

    会場 京橋 ギャラリーくぼた 2F