五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師も加わり、充実した講師陣の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。

サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。 

スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!

絵がうまくなくっても結構。描くことを楽しむための練習ですから。絵が好きな方大歓迎。


毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会 

 

■10月(第182回)例会

〔土曜会〕

開催日時 10月8日(土) 10:00~

場所  外部貸し教室

出席者 9名、講師・准講師 

◆ 鎌倉八幡宮の予定でしたが、生憎の天気予報で、ランバスホールに変更しましたが、そのランバスが使えなくなり、急遽 青山貸し教室を確保、静物を描きました。 

画材はガーベラ、トルコキキョウ、カスミ草、藤袴等のお花と秋らしく、枝、葉っぱのついた柿を描きました。

 ◆ 講評会におきましては

①   花と柿の両方を描くときは、どちらを中心として色をつけるかを決める。

②   花も柿の葉も柔らかいので、ペンの場合は軽いタッチで描く、又ペンと鉛筆を併用してもよい。

③   白抜きの部分を作るが、全体的に作るのではなく、どこかにまとめて白抜き部分を作る。

④   柿の影はよく見ると影色だけでなく、イエローも混ざっているので、ブルー系にイエローも入れる。

⑤   茎の下部部分の暗い所は暗く塗ったつもりでも乾くと薄くなるので、3回程度塗る。

等の講評を頂きました。

 

〔月曜会〕

開催日時 10月24日(月) 13:30~

場所   鎌倉文学館

出席者  10名 講師・准講師 

◆気温は少し低く、寒さが心配な天気予報でしたが、鎌倉文学館の前庭は、日差しがあったかで、楽しくスケッチができました。

ここは先生の画集にもいろいろと登場し、人気のスケッチポイントです。鎌倉の山を背負ったブルーの屋根、凹凸の多い複雑な佇まいの旧前田別邸は、緩い傾斜の芝生と、先に広がるバラ園が広がり、描いてみたくなるが、なかなか難しいスケッチ対象でした。

◆講評会では

① 背景の山の木々、文学館の前のさつきの植え込みの緑の色をかき分ける。背景の木々をくすんだ緑 にして、前の斜面のさつきは明るい緑とすることで、主役の建物が、引き立つ。

② 秋の緑を描くには、イエローオウカー、シェナのような茶色系統の色を緑に混色すると、秋らしい緑になる。

③ 全体的にあわい淡彩で描く人には、ペンの線で明るい所、陰の方と、少し強弱をつけるとよい。

④ 建物は、凹凸の多い、複雑な建物だが、みんな随分と上手になったと、褒めて頂きました。

等の講評を頂きました。

 

■今後の活動

土曜会 11月12日(土)1000~  都内三田 慶応大 図書館

月曜会 10月24日(月)13:30~ 池上本門寺