五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師も加わり、充実した講師陣の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会
■9月(第181回)例会
〔土曜会〕
開催日時 9月11日(土) 10:00~
場所 横浜 港が見える丘公園111番館付近
出席者 11名、講師・准講師
◆港の見える丘公園の山手111番館を描きました。
この公園は イギリス館、山手111番館 大仏次郎記念館等の建物があり、色んな角度から描く事が出来る横浜の名代のスケッチポイントの一つです。
◆講評会におきましては
① 建物のデッサンは繊細に描く部分と大胆に描く部分を区別して描く。
② 主役は111番館であるので、後ろの建物はあっさりと、もしくは、省いてもよい。
③ 窓の下は暗くするが、窓の中にも反射光があるので、一律な暗さでなく、異なった暗さもある。
④ 建物の壁を白のままにすれば、周りの緑、空を濃くして、建物を浮かび上がらせる。
⑤ 緑にも明るい緑、暗い緑、その中間の緑があり光線の具合により塗り分ける。
等の講評を頂きました。
〔月曜会〕
開催日時 9月12月) 13:30~
場所 横浜 みなとが見える丘公園 イギリス館付近
出席者 10名 講師・准講師
◆イングリッシュガーデン風のバラや、草花の横浜 山手の「港が見える丘公園」のイギリス館付近で、思い思いの場所でスケッチに励みました。心配された天候も、曇り空、照りもせず、降りもせず助かりました。
港が見える公園は、土曜会が先日描いた111番館や、このイギリス館、煉瓦の霧笛橋等あり、スケッチポイントが多く、先生も多数のスケッチを描かれている所です。
◆講評会では
① 木々の緑に光を反射する緑から、茂った陰の緑、樹木の種類による緑のトーンの違い等、緑を何段階にも明暗を付けて、表現することで、遠近感が出せる。
② 建物の陰の部分と明るい部分とを、しっかり描き分けることで、立体感が出る。
③ ペンで線を描く場合も、光っている側は、軽く、陰の部分は、濃く線を入れる。
等の講評を頂きました。
■今後の活動
土曜会 10月8日(土)10:00~ 鎌倉 鶴岡八幡宮
月曜会 10月24日(月)13:30~ 鎌倉文学館