今月は、高濱朋子先生と14人が集まり句会(3人 欠席投句)を行いました。
1.日時: 4月22日(月)15時~17時
2.場所: 東京支部ランバスホール
3.投句: 席題1句及び兼題又は当季雑詠5句
4.席題: 光
兼題: 栄螺、四月馬鹿、山吹
5.先生の御句
四月馬鹿記憶の隅にありながら
橋を来る人を惹き寄せ焼栄螺
ようやくに落着く据り栄螺やく
留守がちの庭の一隅濃山吹
さりげなくタイムズの記事四月馬鹿
朝光に季節はづれの雪の庭
6.朋子先生選
最優秀句 三句
ムッシュウと呼び留められて焼栄螺(すうび)
嘘よりも哀しき真万愚節(よしこ)
いつまでも君うつくしき万愚節(けんと)
優秀句
さざえ焼く香りに足を奪はれし(えごし)
山吹の故事思ひて雨宿り(よしかず)
藤房に縷々と光の雨雫(まさえ)
夕冷のつのる山道濃山吹(まさえ)
山吹に雨の重さのつのる夕(まさえ)
夕星の光とどまる夜の新樹(まさえ)
美しき世を取り戻す四月馬鹿(てんじ)
7.5月の句会(5月27日)
明治神宮にて吟行(10時~12時)
句会(投句は7句)は銀座6丁目ルノアール会議室にて(14時~16時)
8.6月の句会(6月24日 ランバスホール)
兼題: 夏の蝶、青葉、梅雨
投句: 兼題5句及び席題1句