五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師も加わり、充実した講師陣の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。

サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。

 

スケッチを楽しみたい同窓の方や、そのご家族の入会を歓迎します。
会費無料のお試し入会も大歓迎!!


毎月第二土曜日(原則) 1000 ~ ―― 土曜会 
毎月第二月曜日(原則) 1330 ~ ―― 月曜会 

 

■6月(第178回)例会

土曜会

開催日時 6月11日(土) 10:00~

場所   目黒 自然教育園

出席者  11名、講師・准講師

 自然教育園はKGスケッチ会では初めての場所で建造物が殆どなく、新緑の木々いっぱいと池がスケッチ対象の為、絵にまとめるのに大変苦労しました。

講評会におきましては

   グリーンをどう色分けして彩色するか。

 イ.  明るく輝いている所、次に少し暗い所、ダークグリーンの暗い所を作る。

 ロ.  イエロー、サップグリーン、シャドーグリーンで明度の差をつける。

   バックは軽いタッチで水を含ませ、柔らかくする。

   池の周りの緑にブルー系を入れると池が浮き出る。

   今日のような乾きが早い時は水を含ませスピーディーに塗る。

等の講評を頂きました。

 

月曜会

開催日時 6月13日(月) 13:30~

場所   丸の内キャンバス ランバスホール

出席者  11名、講師・准講師 

◆さすがに梅雨です。また雨、前月に続いて、ランバスホールで、お花のスケッチとなりました。少しは、花を上手に描ける様になれば、いいのですが。 

◆講評会では、

  花を描く、特に白い花を描く時、花を引き立たせるためには、バックが重要になる。バックは一回の塗りで決めないと、特に一度塗って、乾いてから手を入れると汚くなる。

  静物スケッチの描き方では構図のバランス、線のバランス、色の濃淡のバランスが大切。

  色のはっきりした花が中心になる場合は、バックは軽く、控えめなほうがバランスが良い。

等の講評を頂きました。

◆講評の後、あまり混色せず、生っぽい色を出す人が見られるので、絵の具の混色、主にサップグリーンの混色を、サップグリーンとイエローオーカー、サップグリーンとプルッシャンブルーの場合など、それぞれの絵具の量と水の割合など、口で説明できない部分を実際に、先生がデモンストレーションして、見せて頂きました。

同じ量の絵具の混色でも、水の多い、少ないで全く印象の違う色になる事を、実感できました。

そして、混色を身に着けるには、この絵具の量と水の割合などは、実際に自分で体験して掴むしかない事、そのためには、一枚でも多く、スケッチを描いて、混色をやってみて、取得するしかないということだそうです。 

■今後の活動

土曜会 7月9日(土)1000~  等々力渓谷

月曜会 7月11日(月)1330~  等々力不動尊