五十嵐吉彦先生(S38年経卒)のご指導の下、新たに従来スケッチ会の生徒であった佐藤久美子准講師も加わり、充実した講師陣の下、鉛筆やペンの線と紙の白さを生かした、透明水彩の爽やかな水彩スケッチを目指しています。油彩や日本画に比べて、短時間で、場所をとらず、鉛筆、筆、スケッチブック(F4)透明水彩絵具で手軽に楽しめ、しかも奥が深いものです。気候の良い時は、都内・近郊のお洒落な公園、寺社境内や水辺での風景スケッチ。冬場や雨天は主に丸の内キャンバスで花や果物等の静物スケッチを楽しみます。2時間程度で描き、その後先生からの、次作への反省と励みとなる暖かな講評を受けます。
サークルメンバー全員のスケッチ研鑽のため、毎年3月に作品発表の場として展覧会を開き、1年間に描いた作品から全員が出品することになっています。
毎月第二土曜日(原則) 10:00 ~ ―― 土曜会
毎月第二月曜日(原則) 13:30 ~ ―― 月曜会
■11月(第171回)例会
〔月曜会〕
開催日時 11月9日(月) 13:30~
場所 丸の内キャンバス ランバスホール
出席者 12名
◆天気予報の降水確率が50%、雷雨注意報も出る不安定なお天気で、ランバスホールでのスケッチとなりました。画材は当番の方が用意して頂いた、ガーベラ、カーネーション等の花をアレンジしたかわいいものと、アリストロメリアやカーネーション等の花をすらりとスマートに生けたものの2点。皆さんそれぞれ自分の好みのものを選んで、先生のお見えになる前から、黙々と描き始めました。
◆講評会では、
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白や黄色の花は、陰の色を入れると色が汚くなりやすい。しかし、花の柔らかさ、ふっくらとした立体感を出す事が大事になる。
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線、特にペンを使った線は固くなりやすいので、柔らかく、軽く線描きをする事が大事。
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花や葉の明るい部分は、出来るだけ白く残し、その際は、濃い影を入れる事で花や葉が浮き上がる。
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バックは、緑と同系列のブルー系統の色を使うと綺麗に仕上がる。
等の講評を頂きました。
〔土曜会〕
開催日時 11月14日(土) 10:00~
場所 丸の内キャンバス ランバスホール
出席者 10名
◆生憎の天候で、久しぶりの室内スケッチとなりました。画材は、葉っぱのついた大根、白菜、さつまいも、皮付き玉ねぎ、人参、ブロッコリー、赤や黄のパプリカ、りんご等八百屋の店頭を思わせる野菜が並びました。
たくさんの種類の野菜があるので、皆さん画面の構成にだいぶ苦労したようです。中には、大きく白菜を捉えたり、赤いパプリカを主役に描く人、背景にこだわって、窓の外のビル群を描く人などなかなかの傑作がそろいました。
◆講評会におきましては
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野菜も膨らんだボリューム、柔らかさに気をつけ、特にペンを使う人は軽く使い、やわらかさを大事にすること。
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光っているパプリカや白菜の膨らみを出すために、白い部分を生かすように。
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野菜をしっかり描けておれば、バックは少し、水を多く、柔らかく描く。
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画面構成を考えて、背景に変化をつけたり、白いハイライト部分をとって、おしゃれな感じにするのもいい。
等の講評を頂きました。
■今後の活動
12月例会 (月曜会)
日時 12月14日(月)13:30~
場所 神田明神 境内
12月例会 (土曜会)
(当初予定の12日が支部クリスマスパーティと重なるため、日程、場所とも変更しました。)
日時 12月26日(土)10:00~
場所 横浜 大桟橋