6/19 美術鑑賞会で国立新美術館へ。雨の中14人が参加。 「マグリット展」です。ルネ・マグリット(1898-1967)はベルギー生まれ。言葉やイメージ、時間や重力といった私たちの思考や行動を規定する“枠”を飛び越えてみせる独特の芸術世界は、シュルレアリスムの範囲にとどまらず、その後のアートやデザインにも大きな影響を与えました。
1・初期(1920-1926)この時期、マグリットにとっての大事件は母親の自殺でした。
2・シュルレアリスム(1926-1930)1927にパリに移住しましたが、1930年ブリュッセルに
戻ります。抽象的画面から謎と神秘を表現したシュルレアリスムへ。
3・最初の達成(1930-1939)窓・靴・山・家・女性の顔などの対象を「問題」として、それに
対する「解答」として、次々とイメージが生まれました。
4・戦争と戦後(1939-1948)戦時中、印象派風の明るい色彩と柔らかな筆致へ。「陽気に満ち
たシュルレアリスム」
5・回帰(1948-1967)1930年代に確立した元のスタイルに戻る。何の変哲もない日常に潜む
神秘を表現する作品は、高い評価を得る。ポップアートや新しい芸術、映画、商業美術などに
大きな影響を与えました。
写真は①六本木「ラ・スフォリーナ」でのランチのあとで・・
②「マグリット展」ポスター