去る4月3日(木)、小雨降るなか台東区が紹介する蔦重コースを散策した。吉原界隈と音無川とそれに沿った日本堤土手を歩いて最後にはNHK大河ドラマ館にて歩いてきた痕跡を確認して最後に浅草の雷門前の舟和の茶店に入って解散。西川さん主催で、ボランティアの方の案内でおよそ5時間を掛けて三ノ輪から吉原、浅草を廻った。地下鉄三ノ輪駅に11時半過ぎに46会の男女6人が集合して、近くのイタリアンレストランで食事し、13時半からスタート。最初は投込み寺の浄閑寺を訪ね、3大妓楼の一つ大文字楼の花魁:若紫を墓参し、続いて2万5千人とも言われる遊女が眠る骨壷に落涙した。その後、蔦重の地本問屋:耕書堂があった五十間道を通り吉原大門と見返り柳を見て仲の町通りに沿い遊女2千人と関係者8百人が暮らした吉原内部やお歯黒溝、吉原公園大文字楼跡を歩き往時を懐古。恵比寿天と5神社を集合した吉原神社にお参りして、蔦重の菩提寺「正法寺」を訪ねたのち、最後にNHKドラマ館に入館して、散策の復習を行った。終日雨に見舞われたが、日本文化の担い手であった吉原を訪ねて有意義な時を過ごして、喫茶で歓談して次回の日本橋版を楽しみに帰路についた。
昼食レストランのサンドイッチ定食

見返り柳

吉原神社→正法寺→ドラマ館



(46年会 森本廸和)