川柳サロン令和7年度1月例会  お題「遠い」2句+雑詠1句

2月18日(火) 銀座オフィスで開催。出席 11名 投句のみ 2名

2010年より2025年1月までKG川柳サロンのご指導をいただきました講師の津田暹先生がご体調不良のため、講師を辞任されました。津田暹先生のご推薦で、今月より全日本川柳協会副理事長であられる著名な江端哲男氏が講師となられました。江畑先生は川柳を「生涯学習」に位置付けることをライフワークにされておられます。今までの津田暹先生とはまた一味変わった講義がこれから聴けるものと楽しみにしています。

今月のお題「遠い」

江畑先生の評価+会員よりの得点数、、、、△は発想や表現に見どころがあるが、もう一工夫要の句

お題「遠い」

◎+4点 海外は近く実家は遠くなり(純逸)(今回の最高点)

◎+2点 返納に駅店医者が遠ざかる(朔弦望)

◎+4点 遠雷が下山の足を急がせる(敬三)

○+4点 金メダル遠い親戚呼んでくる(純逸)

○+4点 トランプが狙うノーベル平和賞(達夫)

○+0点 縁遠いと子の心配は親ばかり(達夫)

△+5点 あの人の住む街あたり遠花火(敬三)

△+4点 遠くてもネットでつなぐ友との輪(治郎)

△+2点 近くなり遠くなりするウクライナ(たけお)

△+2点 読みに行く本屋も遠くなりました(廸和)

△+2点 一閃も雷鳴聞くは十秒後(朔弦望)

△+1点 近くても遠く感じる夫婦仲(治郎)

△+0点 満天星よ二十歳の夏よ利尻島(壽子)

雑詠

江畑先生の評価+会員よりの得点数

◎+8点 ニッサンはリバイバルからサバイバル(達夫)(今回の最高点)

◎+3点 多様性批判も許す多様性(朔弦望)

○+7点 方言で話が弾む初対面(敬三)

○+4点 駅までの距離年齢で伸び縮み(淑子)

△+3点 不治テレビ糾弾記者も同レベル(たけお)

△+3点 鏡みて老いを感じる皴の数(心平)

△+2点 例年の律儀な蘭が花盛り(一枝)

△+1点 結露する多さで今日の寒さ知る(純逸)

次回のお題「合図」(締め切りは2月28日です)

 令和7年3月11日(火)銀座オフィスで開催の予定です。

現在例会は原則毎月第2火曜日13時30分から16時30分です。

入会者募集中!

川柳に興味をお持ちの方 是非見学にお越しください。

投句のみのネット会員も募集しています。

ご見学・ご入会等のお問い合わせは、同窓会東京支部( kg_tokyo_soumu@yahoo.co.jp )にお問い合わせください。

指導は江畑哲男先生。 全日本川柳協会副理事長

現在世話役   石田達夫(s45)

メンバー 男10名、女性3名 男性1名お試し参加中です。