三日月会2月度例会は「杉並の縄文人」と名刺で肩書を記され、奥松島縄文村歴史資料館の名誉館長の岡村道雄氏に講演をしていただきます。最近の古代史ブームの背景には発掘技術や放射性炭素年代測定、DNA分析などの科学技術の進歩により、これまで解明されなかった古代史の新たな事実が次々と明らかにされています。一方2021年に、縄文時代前期から中期にかての三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」が世界文化遺産に登録されて以来、日本の縄文時代が世界的に脚光を浴びています。火焔土器や土偶に注目が集まりがちですが、同時に漆や製塩、アスファルトの利用など今の暮らしの原点も縄文時代にあります。縄文人はどんな暮らし方をして1万年の平和な時代を生きたのか。自然と共存した暮らしとはどういうものか。興味は尽きません。縄文時代の研究者で同時に実践者でおられる岡村道雄先生に「私の縄文的生活-特に薬食同源の食生活を中心に-」というテーマでお話ししていただきます。 今の時代の見直しに通じる視点を教えていただけそうです。気候変動や社会的混乱が続く中、古代の人々が環境や社会の変化に適応していたかを私達は知りたいと思います。
是非、多くの皆様のご参加をお持ちしております。
記
日時 : 2025年2月1日(土曜日) 14時30分~15時45分 【14時開場】
場所 : 関西学院同窓会本部 銀座オフィス 東京都 中央区銀座三丁目10-9 KEC銀座ビル7階
アクセス : 都営浅草線「東銀座」A-8出口徒歩1分銀座線・丸の内線・日比谷線「銀座」駅A-12徒歩3分
会費 : 1000円 〈小ペットボトルの飲み物を用意致します。〉
講師 : 岡村 道雄(おかむら みちお)氏 1948年 新潟県上越市生まれ 東京都杉並区在住
東北大学文学部卒業 同大学院文学研究科修士課程修了後、同大学文学部助手、東北歴史資料館考古研究科長、文化庁文化財部記念物課埋蔵文化財部門文化財調査官、同主任文化財調査官、独立行政法人奈良文化財研究所平城京跡調査部長、同企画調整部長を歴任。退官後の現在、国立文化財機構奈良文化財研究所名誉研究員、東松島市奥松島縄文村歴史資料館名誉館長のほか各地の遺跡の調査や保存に関わる指導員等を務める。 近著には「縄文の列島文化」山川出版社、「縄文人からの伝言」集英社新書がある。 文化庁時代には現在も例年開催の全国巡回展「発掘された日本列島-新発見考古速報」を初めて企画立案。毎月第4火曜日にNHKラジオ深夜便で「縄文夜話」の出演、近年話題の縄文時代をテーマにしたフリーペーパー 「縄文ZINE」の監修、You Tubeチャネル「JOMONおかむらTV」での発信など、広く縄文文化の普及に努めている。
*申込締切 2025年1月27日(月)締切厳守です。
定員は50名。参加人数には制限がございますので、早めにお申込み下さい。
なお、出席される方のみ、御返事を頂きますようお願い申し上げます。
ホームページからの申し込み方法:
1. 関西学院同窓会東京支部のホームページ http://www.kg-tokyo.com/blog/ の『会員マイページ』をクリック、『会員 ページはコチラ』をクリック
2. ログイン画面がでるので、関西学院同窓会東京支部から送られて来た会員IDとパスワードを入力してログイン
3. ログインして開催中イベント一覧がでたら、イベント申し込みをする
尚、会員以外のご家族を同伴する際には『▽中高以上』、ご友人を同伴する際のイベント申し込みは『▽友人・知人』の入 力スペースに人数を入力
4. 申し込みが成立すれば、申し込み完了メールが届きます
尚、同窓会東京支部のメールアドレス(kgsoumu@kg-tokyo.com)への返信では
申し込みは出来ませんので、くれぐれもお間違えの無いようにお願い申し上げます。
*お問合わせ先:同窓会東京支部: TEL 03-6260-6277 FAX 03-6260-6276
三日月会担当副支部長 西 弘信 1977年法学部卒 携帯 :090-8807-1474
【次回予告】
3月度は3月1日(土)にNPO法人日本防災士会常任理事の甘中繁雄氏による「(仮題)どうする?命を守るとっさの行動マニュアル」を予定しています。
以上