関西学院同窓会東京支部は、HAT  de Coffee &  Banana 代表の津田久美子氏をお迎えして、第七回SDGsカフェ「ルワンダに灯った希望の灯―バナナ・ペーパーに見るSDGs」の開催をご案内します。

 

ルワンダでは1994年に起こった大虐殺で、フツ族に殺されたツチ族の犠牲者は80万人から100万人と言われていますが、それから20年以上が経ったルワンダは「アフリカの奇跡」とも呼ばれる復興を遂げています。

 講演者の津田久美子氏は、50代後半のエチオピア大使館勤務時代に一念発起し、コーヒー農民支援のため「NPO法人ハーベストタイム(HAT)」を立ち上げました。

更なる支援のために注目したのが、実を取ったあとは切り捨てられるだけの大量のバナナの茎でした。茎から紙を作るなら手作業でもできるし、これが利用できれば環境保護にもつながると考え、行動に移しました。

津田氏はコウゾの皮を煮るところから経験し修得、試作のためのワークショップから始め、JICA青年海外協力隊のサポートを得て現地の手工芸品販売協同組合(COVEPAKI)と協力の上、工房が作られ本格的な作業が始まりました。

きっかけはどうあれ、いくつになってからであれ、一人の熱情が周りを巻き込み誰かの暮らしを豊かにするという信念は今や様々なSDGs活動につながり、津田氏は今年もルワンダを訪れます。

当日は実際のバナナリーフから作ったペーパーやカードをご持参いただき、ご希望の方は購入可能です。


【第七回SDGsカフェ概要】

■タイトル: 「ルワンダに灯った希望の灯―バナナ・ペーパーに見るSDGs」

■開催日時: 2024年6月9日(日)13:00〜14:30頃まで

■開催場所:関西学院同窓会本部銀座オフィス

■参加対象: 関西学院の同窓生の皆さま、同窓生からの紹介者、学院関係者

■定員  :50名 定員となり次第、締切といたします。

■会費  :東京支部会員:500円、支部会員以外1000円(当日徴収します) 

■締切  : 2024年6月2日(日)

■講師 :津田久美子氏

【申し込み方法】: 以下のGoogle Formからお申し込みください。https://docs.google.com/forms/d/1uAEnflY3IMwOX90EQqKfTfIsmPZBW4hhrjahi6wA8ss/edit?ts=66373d74

 ※3日前(6月6日)までに、申し込み完了のお知らせとイベントへの参加方法のメールが届きます。

■主催:関西学院同窓会東京支部

*本件に関する問合せは kgsoumu@kg-tokyo.com へお願いします


※第8回SDGSカフェは2024年9月8日(日)、銀座オフィスにて、倉澤敏郎氏(パナソニック 汐留美術館広報担当)を講師にお迎えて「美術館におけるSDGsの取り組みと照明の工夫」(仮題)と題する講演会を予定しています。