川柳サロン令和5年7月例会 お題「汗」3句+雑詠1句
7月11日(火) 銀座オフィスで開催。出席 会員7名 投句のみ2名 お試し参加1名
今月の投句の津田先生の評価+会員よりの得点数
お題「汗」
◎+8点 花火師の汗が夜空に花と咲き(敬三)(今回の最高点)
◎+5点 誰よりも汗の価値知るボランティア(達夫)
○+3点 汗出して稼いだ金でサウナ風呂 (純逸)
○+2点 汗出さずチャチャっとやって提案書(純逸)(チャットGPT)
○+2点 頑張った顔が得する汗っかき(勝弘)
○+1点 暴君に冷や汗かかせ雲隠れ(治郎)
○+0点 恥と汗かき拭き登る朝の山(たけお)
今月の学習
1.草むしりジョッキも汗をかいて待ち(敬三)、、、ジョッキは待ってはいない。→「除草終えジョッキも汗を掻いている」
2.先駆けて肩へそルック汗知らず(たけお)、、、中7が苦しい→「ヘソ出しルック肩まで出して汗知らず」
3.ラーメンの一味違う玉の汗(勝弘)、、、→「ラーメンへ汗を掻くのも味の内」
4.ボランティアのキラリと光る玉の汗(勝次)、、、中7に工夫を。→「玉の汗拭いて笑顔のボランティア」
5.午後にジム一汗掻いてビア旨い(治郎)、、、報告調になっている。→「かいた汗ビールで補給ジム帰り」
6.冷たい方久しくそんな機会無し(淑子)、、、お題にもたれている。→「冷や汗もたまにはかきたくなる猛暑」
7.拭う汗の誓う平和の終戦日(勝次)、、、→「終戦日平和を誓い拭う汗」
8.汗をかき人より励む川柳も(治郎)、、、楽屋吟的。→「汗をかき人より励む老いの趣味」
9.汗をかく生きる心得いまいずこ(淑子)、、、→「汗をして務める意思よ今いずこ」
10.発汗で体のリズムすれてくる(睦夫)、、、→「発汗のたび体調にずれ生じ」
津田暹先生の例句
1.AIは知らぬ汗かく心地よさ
2.掻きたくはない汗をかく戦士たち
雑詠
津田先生の評+会員よりの得点数
◎+5点 異次元の子育てはまず息子から(純逸)
○+8点 持ち金が足らぬ人生詰め将棋(敬三)(今回の最高点)
○+7点 若者を使い捨てする闇バイト(達夫)
○+3点 河野さんババを引いたかマイナ札(たけお)
今月の学習
1.育休も亭主気楽にノータッチ(勝弘)、、、→「育休の夫育児は何もせず」
2.支持率に狼狽えるなよ岸田丸(治郎)、、、中7に難あり。岸田丸という船ということで→「支持率に翻弄される岸田丸」
3.すたすたと歩き階段手すり欲し(淑子)、、、上句と下句の繋がりが悪い。→「すたすたと歩き階段では手摺り」
次回のお題「波」(締め切りは7月28日です)
8月8日(火)銀座オフィスで開催の予定です。 現在例会は毎月第2火曜日13時30分から16時です。
入会者募集中!
川柳に興味をお持ちの方 是非見学にお越しください。
投句のみのネット会員も募集しています。
ご見学・ご入会等のお問い合わせは、同窓会東京支部( kg_tokyo_soumu@yahoo.co.jp )にお問い合わせください。
指導は著名な津田暹(すすむ)先生。 全日本川柳協会元理事、雑誌「川柳研究」元編集長及び発行人。
現在世話役 石田達夫(s45)
メンバー 男8名、女性2名